したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

持ち帰ったキャラで雑談 その二

230憐哀編side春原:二章「幸福の押し売り」     3/4:2007/11/25(日) 21:13:59
「や」
「あ?」
「やだよ、それ忘れて」
「言ったのお前だろーが」
「あれはもののはずみ。なし」
「意味わかんねーっての」
「だって、そんな気持ちでこれから一緒にいても楽しくねぇ!」
「いきなりテンションあげんな。ついてけねーよ」
 こいつの言動は定期的に意味不明になるから困る。
 けど、何となく他人の気がしないんだよな…
「ヨーヘーには迷惑かけないから」
「あ?」
「何度見つかっても、絶対ボクが何とかするから」
 いまいち意味がわからないので無言。
「だからボクを独りにしないで」
 けどイサの目は切実で。
「最後の時まで、ボクと一緒にいて」
 やっぱり嘘を言ってるようにはとても見えない。
「ヨーヘーだけなの」
 何がこいつをここまで追い詰めるのか。
「ボクにはヨーヘーしかいない」
 何がこいつをここまで怯えさせるのか。
「ヨーヘーしか信じられない」
 おそらく、それは絶対にわかりゃしないだろう。
 それでも、
「うるせーよ」
 イサの頭に手をおき、引き剝がす。
 僕の本気を悟ったか、イサはほとんど抵抗せずに手を離した。
 その顔は驚きに満ち溢れてる。
 溜め息。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板