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持ち帰ったキャラで雑談 その二

214未来の息子との対面―ピエットSide 3/4:2007/11/06(火) 15:35:29
しかし、息子からは意外な返答が返ってきた。

マキシミリアン「チェル艦長…チェル提督のこと?」
ヴィアーズ/ピエット「何!?彼が提督だと!?」
マキシミリアン「うん、あまり詳しくは言えないけど、銀河大戦とそれに続く―――ああ、これは言
          えない…まあ、これから起こる一連の戦乱の英雄の一人に数えられているよ?
          勿論、お父さんやヴィアーズ大将軍に、ペレオン大提督やジェリルクス参謀総長
          もね?」
ピエット「ギラッドも大提督か…それは妥当だな」
マキシミリアン「うん、お父さんと一緒に戦った人達は大抵、出世しているよ。しかし凄いなぁ…こ
          このブリッジだけでも伝説級の人達ばかりだよ…」

そう言って彼はピエットやヴィアーズの脇に立っている高級軍人やその下で働く司令要員達を一
人一人見回していた。そこにヴィアーズが話しかける。

ヴィアーズ「マキシミリアン、私の息子…ゼヴュロンはどうしているんだ?話せないこともあると思
        うが、生きているかどうかだけでも教えてくれないか?」

彼の息子…ゼヴュロン=ヴィアーズは帝国の理念に疑問を抱き、反乱同盟軍に身を投じていた
のである。最後の消息では、4年前のエンドアの戦いで反乱同盟軍の艦船の砲撃手を務めてい
たと風の噂に聞いただけなのである。彼は過保護な父親ではないが、4年も聞かなければ不安に
なるものである。妻に先立たれた彼にとっては唯一の肉親なのだ。

マキシミリアン「ゼヴュロン=ヴィアーズ将軍の事ですね?AT-AT部隊の司令官になっています
          よ。経緯は言えませんが…」
ヴィアーズ「おお!神よ!久しぶりにあなたに感謝致します…」

30年後の世界で元気に、しかも自分の跡を継いでいるという事は、今もどこかで元気にしている
ということであろう。その奇跡に彼は久しく忘れていた神への感謝を捧げたのであった。

ピエット「ところで…フォースの方はどうだ?」
マキシミリアン「ふふふ、どうだろう?」

そう言うと、彼はダークサイドの電撃を軽く飛ばした。それを見ていた者達が唖然とする中、ピエッ
トだけが目を細めていた。

ピエット「素晴らしい!!ダークサイドを順調に使いこなせているようだな」
ヴィアーズ「次世代の暗黒卿というわけか…」

だが目の前の青年はダース=ヴェイダーのような恐ろしい容貌でもなければ、皇帝のように邪悪
な表情もしていない。澄んだ瞳に微笑を湛えていた。性格も両親のものを受け継いだのだろう。ヴ
ィアーズはその力に畏怖こそすれ、恐怖は感じていなかった。むしろ、帝国の未来に光を見ている
気さえしたのである。


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