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持ち帰ったキャラで雑談 その二

139花火:2007/08/16(木) 14:06:33
8月のある日―――

皆はこの夏の異様な暑さでだらけていた。
「おーい!今年は冷夏だとか言った奴出てこーい!」
と、巨乳戦闘機の声が一日一回は聞こえるほどだ。
そんなとき―――。
「なぁ、皆で乃木の地元で花火やらへん?」
不意に先生が思いがけない提案をする。
「しっかり夏の思い出は作っておかんと後々後悔するでー?」
そんなこんなで花火をすることになったのだが………。

「………東京やてー!?」
先生は驚いていた。
「や、やる場所確保できへんやん………」
現在の東京というものは広い公園や空き地が無く、
あってもそこは花火禁止の立て看板がいやらしく立っているのであった。
「うーん、それじゃバーンとォ!天界でやります?」
皆がその提案に驚いた。
「て、天界?………上?」
「ええ!上です!さぁ今から皆さんを天界にバーンとォ!ご招待しますので歯を食いしばってくださいね!?」
どこからか金属バットを取り出し………
「ちょっと待て(カキーン」
皆まだ死にたくないと必死に逃げるも見事に打たれたのであった。

―天界―
「ようこそ!極楽浄土の天界へ!」
一同を迎えたのはいつものお手伝いだが、その姿はいつもと違う巫女姿。
「……………」
沈黙する一同。しかしそのお手伝いの口から―――。
「花火はあちらにバーンとォ!沢山用意させていただきました!」
途端に皆の顔が明るくなる。しかし空はまだ青い…。
「どうしよう…まだ…」
また一同の顔が暗くなっていく。すると…。
「あ、昼子様に頼んで夜にしてきてもらうのでバーンとォ!待っててくださいネ!」

それから10分ぐらい経っただろうか…。
みるみるうちに空は暗くなっていき花火をやるには今しかなかった。
「じゃ、打ち上げるでー!?」
一発目の花火は赤く空の野に咲く花の様な…
「じゃ、いっくよー!?スプレッドボム!」
二発目の花火は橙色に丸く―――。あれ?何かおかしい。
「その前にそれは花火じゃなくて爆弾だっ!」
一同の突っ込みが炸裂する。
その後も数時間に渡って花火を楽しんだ一同ではあったが―――。

―ネオトーキョー カツ○カ地区―
「へぇー、未来 の東京ってこんな感じなんだー!」
「………浦島太郎か俺らは?」

彼らが天界からかえってきたときにはすでに500年の歴史が流れていたそうな…。


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