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持ち帰ったキャラで雑談 その二

123ギャラクティック・コンクエスト:序章・工業惑星マイギートー:2007/07/20(金) 12:11:46
まさに正論である。戦闘が終われば、占領統治の方針の決定や、兵員や物資の補給、敵産の接収、論
功行賞など、すべき事はいくらでもあるのだ。それにもかかわらず、彼は夕食の献立を数時間に渡って
予知しようという時間の浪費を行っていたのだ。もっとも、確かに献立はその通りであったが。

ピエット「それはそうだけどさ。で、戦後処理は誰が担当している?」
アッシュ「ヴィアーズ将軍とフリーマン博士を中心に委員会を設置した」

そうかと言って、彼はがっしりした体格の戦友と髭面の物理学博士の顔を頭に浮かべた。どちらも信用
のおける優秀な人物であり、人民の支持を失うような真似をしでかすことは無いだろう。この人選は恐
らくはアッシュが行ったものである。彼女はピエットの代理人という地位にあり、彼女の的確な人材の配
置は彼を満足させた。

最初はほとんどの者が彼女に批判的だった。帝国には女性蔑視の風潮があった上に、代理人という立
場がかつての皇帝の代理人であるダース=ヴェイダーに重った為、彼女を忌み嫌った。更にピエットに
も色狂いしたかという陰口を叩く者も居た。だが、的確な判断力を随所に示したり、時にはピエットを超え
る見事な差配をする内に、頑迷な帝国の将校達も彼女を認めるようになった。勿論、彼女の容姿による
ところも大きいが。ただ、兵士達には当初から人気があった。かつて皇帝が使っていた赤い光刃のライト
セイバーを振るい、先陣を切る姿はトルーパー達にとって非常に頼もしいものだったのである。

ピエット「で、用件は何かな?」

ピエットが本題を聞く。アッシュも忘れていた、と言った顔をして用件を伝えた。

アッシュ「ああ、それなんだが…少々、問題が発生した。会議室に来てくれないか?提督や将軍達はもう、
      集めてある」

それを聞いて何が起こったか、問題の規模の見当がついた。少々の問題なら現場で、やや大きいものな
ら彼女と司令官達で対処できる。自分の所まで来るのは余程の問題だ。すぐさまアッシュを伴い、瞑想室
を出て、作戦室へと彼は向かった。


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