[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
持ち帰ったキャラで雑談 その二
111
:
埋葬、1
:2007/07/08(日) 16:05:32
「幽霊?」
受話器の向こうから伝わってきた言葉に、知らず声のトーンが上がった。
「今アンタあたしをバカだと思ったでしょ!」
「いえいえそんな――いつものことですし」
切られた。
その数秒後。
「――で、話は戻るけど」
「何事もなかったかのように再開することには、はい、触れないことにしましょう」
「なけなしの良心で、あ・り・が・と!
けどマジなのよ。夜中に目が覚めると、なんかこうひどくかすれた声が聞こえてくんの、どこからともなく。
で、おまけにそれがどっかで聞いたことのある声なワケ。ね? 何かおっかなくない?」
「ありがちですね。誰の寝言です?」
「寝言と幽霊の声を聞き間違えるわけないでしょーが!」
「俺はそっちに6年ほど住んでましたが、幽霊に出くわしたことなんてありませんよ?」
「嫌われてたんでしょ」
「…今のは不意打ちのストレートでした。
で、真面目に返すと。きっと寝ぼけてたんですよ、それで寝言か風の音を聞き間違えた、と」
「絶対違うんだってばー!」
「それより明日は…何でしたっけ、ハイキング? に行くんじゃなかったんですか?」
「それが今の話とどう関係すんのよ?」
「早く寝ましょう」
「よっけいなお世話よっ!」
切られた。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板