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☆のんびりラジオ☆   12回目

53狂雲 ◆ejyT.W195s:2006/06/27(火) 02:18:58
僕は郊外にあるマンションに引っ越した。
哀しい思い出が沢山詰まったあの町を捨てて…。

ある雨の夜。
僕は新入社員歓迎会で飲み過ぎてそのまま車を運転しまった。
幸いにも検問される事もなく、家まであと数分という処になった。
然しそれにしても雨が多い。

?!

車の目の前に女の子が飛び出してきた。
僕はとっさにハンドルを右に切ったが時すでに遅し…。

少女は即死。
身元は不明であった。
僕はハンドルを右に切った時に電信柱に突っ込み
全治3ヶ月の傷を負った。

退院し、家に帰る事になった。
僕は久しぶりに帰るために食材などを買い込み
9階にある自分の部屋に帰った。

テレビを見てるといつの間にか雨が降ってきた。
雨の日は気が重くなる。

突然電話がなった。
リンリンリン…リンリンリン…
「はい、もしもし」
僕は2コール目当たりで電話をとった。
「……今、私 マンションの下にいるの…」
「ん? 何だ?」
ガチャ。

電話は切れた。
なんだったんだろう…イタズラかな?

リンリンリン…リンリンリン…
「はい、もしもし?」
「…今、私…マンションの2階にいるの…」
「どちら様ですか?」
僕は強い口調で問いただしてみた。
然し応答はなく、電話は切れるだけだった。

電話はそれからも同じように掛かってくる。
変わっているのは…居る場所が一階ずつ上がっている事。
そしてとうとう9階にきた。
「いい加減にしてくれ! 警察に通報するぞ?!」
僕は叫んだが、やはり電話は空しく切れた。

リンリンリン…リンリンリン…
僕は取りたくなかったが、何故か体は受話器を手に取った。
「…私、今…貴方の部屋の前にいるの」
ガチャ

僕はバッドを持ち、厳戒態勢をひいた。

リンリンリン…リンリンリン…
ドアが開く音はしていない。大丈夫だ…と心に言い聞かせ
僕は恐る恐る受話器を取った。
「…私、今 貴方の後ろにいるの」

僕はゆっくりと振り向いた。
そこにいたのはあのひき殺してしまった少女だった。

「お兄ちゃん 遊びましょ」


その部屋が血まみれになって発見されるのは
最初の電話があってから10時間後の事であった…


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