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30名無しさん:2011/06/02(木) 10:11:23
セックスすることが、そこまで悪いようには思わない。
これが俺の考え方であるが、だからと云って、俺は、ヤりまくりたいって訳じゃない(笑)
そこが誤解されては困るところなのだが……。
唯、偏見の目が嫌いなだけである。
嗚呼、それともう一つ。
俺は寧ろセックスする事に関して否定的である。
その理由は、本能に侵されることが檻に閉じ込められ、自由を奪われているようで、もどかしいからだ。
何やら訳のわからない比喩を用いてしまった。
簡単に云えば、俺は欲張りなのだ。
人間としての器を越えたいと、叶わないようなことを常々思っている。
その願望の満たし方を間違っているのかは判らないが、人間の本質である「本能(この場合は性欲に値する)」に逆らう事によって、満足感に浸っているのだ。
しかし、その行為さえも実は俺が嫌っている「本能」が行っている行為なのだ。
これはもう、笑うに笑えない話である。
知らないうちに本能に侵されてしまっているのだ。
「優越感」本能が欲するこの一つ感受の存在こそ、俺が求めて来たものなのだ。
逆らうことにより得ることの出来る優越感。
「逆らい」こそ俺が求めている行為だと云うのに、それさえも飲み込んでしまう本能と云うものは、恐ろしいものである。
全く……やっと檻の中から出れたと思ったのに、実は幾つも繋がっている檻の一角から出たことと何ら変わらないのだ。
そう、何も変わらない。何も。
脱力せざるには、終えない。
本能と云うのは、そんなところまで計算して、「俺」と云う存在をいつまでも束縛する気なのだろう。
人間とは、本当に無力な存在だと実感した。
そんなやりきれないもどかしい気持ちを言語化する事に俺は幼い時から苦しんで来たように思う。
ある程度知識もついてきて、決して優秀ではない脳味噌も成長した。
最近になってから、シルエットの向こうの容姿を確認することが出来るようになって来たのだ。
そんな自分に満足感を抱いている。
成長、変化と云うものは、とても面白いものである。
生きていると云うことを実感出来るのだから……。
俺は特に、同年代の人間に比べれば、成長が遅いように思える。
肉体的にも、精神的にも。
いきなり成長する方でもない。
じわじわと、ゆっくり成長するスロータイプだ。
だからあまり実感と云うものと親しくない。
だからこそ、実感を感じる喜びは、他者より大きい。
そして、何より俺は敏感なのだから。

結局行き着いた考えは、この刑務所のような豚小屋(俺にとっては)からは、出る事は不可能に近いと云う事だ。
ならば如何するか。
如何するも何も、今まで通り生きていけばいいのだ。
今まで通りの主旨で、何も変えることなく。
変わったことと云えば、今まで自分がぶち破ろうとしていた壁が、予想以上に分厚いと云うことを知ったこと。
そして、その壁を飛び越せずに、自分には羽が無いと、唯の人間なんだと再確認したことだ。
ここから見えるのは、俺の前に立ちはだかるドでかい壁と、青い青い空だけ。
俺は一生こんな所に佇んでいるのか。

なぁに、気を落とす事はない。
今まで設定していたハードルが高すぎた、そのことに気付いただけだ。
ある業界に入り、その業界のトップの凄さを改めて実感したことに変わりない。
夢の甲子園で奮闘する野球少年から見たプロ野球選手。
M−1で優勝した若手芸人から見るさんまちゃん。
そう、寧ろ喜ぶべきことなのだ。
身の程を知り、成長した証なのだから。


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