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電極のガイドライン

903しまむら ◆i.nz/HOhOI:2009/05/05(火) 00:04:45
888 名前:オーバーテクナナシー 投稿日:2008/01/11(金) 04:00:11 ID:Q/mWye+x
【投石】

 投石(石を掴んで投げる行為、投石器を使った遠投行為)は古代から中世まで
利用され続けた息の長い会戦手段である。
 木を削って作った槍、ブーメランなどはもちろん強力ではあるのだが、石は
会戦で準備できる数が桁違いであるから、投石は常に主要な存在であった。
投石器(布と木を使ったブランコのような形状)を用いて、訓練された部隊は
驚くべき速さで石を遠くに投げ続けることができたのだ。
 なお、古代であるので弓矢は論外(※1)。

 密集隊形からの遠距離攻撃は、ランチェスターの第二法則によって
「数の暴力」を形成し、アウトレンジから敵を蹂躙する。
 無線のような確実な連絡手段が存在しない古代の戦闘では、いかに
密集隊形を成立させ、いかに密集隊形を維持し、いかに密集隊形を激突させる
敵軍を包囲するかで勝負が決まったといっても過言ではない。


889 名前:オーバーテクナナシー 投稿日:2008/01/11(金) 04:21:53 ID:Q/mWye+x
【密集隊形と歩兵】

 投石兵の他には、盾(と短剣)を装備した軽装歩兵や、槍襖を作る訓練をした槍歩兵などがある。
 密集隊形をとった後、全員で盾を前面に押し出せば巨大な壁になり、全員で槍を前面に
押し出せば槍襖になる。どちらも訓練によって規律正しさを増すにつれ強力になる。

 驚いたことに、騎馬による側面攻撃や火薬による銃撃、砲撃が登場するようになるまでの
長い間、これらの密集隊形の価値が損なわれたことはない。それほど強力なのだ。

【その他の兵科】

 数でみれば少数だが、重装歩兵や騎馬兵というカテゴリもある。
 重装歩兵は全身を(古代であれば)革の鎧兜で覆った戦士であり、司令官などの重要な存在を
守ったり、乱戦において多くの戦果を挙げることが期待された。
 また、騎馬兵は飼葉の確保が難しいものの、斥候、伝令、側面への突撃によるかく乱など
特定の役割をこなした。




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