ボツ墓場 - 1180533871 - したらば掲示板

ボツ墓場

52：ﾅﾅｰｼ：2007/05/31(木) 22:01:27: 女「あなた、ツー・ハンね？」
ツー・ハン「なんだって、君は･…？」
女「憶えてないの？アイデアスパイ訓練学校で一緒だった「今すぐ・コール」よ。」
ツー・ハン「コール？なつかしいな。何年ぶりだ？」
コール「さわらないで！あなたを許したわけじゃないの！！」
ツー・ハン「まだうらんでいるのか。
　俺が君のクレジットカードでアイデア商品を山ほど買い込んだことを。」
コール「そして期待外れだった商品を私の家に山ほど送りつけて来たわね。」
ツー・ハン「君なら喜ぶと思って････。」
コール「バカにしないで！
　誰が「ゾウもしまえる収納ボックス」なんてもらって喜ぶと思っているの？
　ただゾウよりデカイだけじゃない！」
７１４「そんなものにまで手を出していたのか、ツー？」
ツー・ハン「若かった････。」
コール「私はあなたとの過去に決着をつけるために、この工場の従業員になりすましてずっとあなたを待っていたのよ！」
ツー・ハン「じゃあこの工場には詳しいのか、コール？」
コール「詳しかったら何だっていうの？あなたに協力なんてしないわよ。」
ツー・ハン「愛してるんだ、コール。」
コール「････えっ？」
ツー・ハン「俺に協力してくれ。」
コール「････ダメ。」
７１４「よしいいぞ、もう一息だ、ツー！」
ガガガガガ！
コール「きゃあ！」
ツー・ハン「うわっ！」
７１４「どうした、ツー！？」
ツー・ハン「機関銃だ！狙われている！」
コール「武装警備兵よ！」
ガガガガガガガガ！
ツー・ハン「このままじゃまずい。
　コール、一時休戦だ。たのむ！工場への入口を教えてくれ！」
コール「イヤよ！」
ガガガガガガガガガガガ！
ツー・ハン「このままじゃお前まで殺されるぞ！早く！」
コール「もう、わかったわ！こっちよ！」
ガガガガガガガガガガガガガガ！
ツー・ハン「よし。７１４、工場に入るぞ！」
７１４「気をつけろ、ツー。中はもっと危険だぞ！」

第４回に続く

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