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シリアスな設定を煮詰めるスレ

46妄想①:2010/03/13(土) 23:47:54
細かすぎる妄想を投下。
今は描けないんで、アレンジなり壊すなりして自由に使ってドゾーな感じ。

フー&ノル誘拐作戦失敗後、浮かない表情のリア。
偵察で偶然見た兄・レッドの姿に驚き、同時に羨ましく思えたのだ。

幹部である彼女にも部下はいるが、皆彼女同様誘拐されたか雇われたかで所属しているため、
心から信頼できる人物は殆どいなかった。
それに比べレッドは、アカデミーに進学後、友人や先輩、更にはスポンサーに弟子等…
常に誰かと良い意味で関わり、学び、食っては寝ての平穏な生活を楽しんでいた。
あの首輪を何時も付けて…

「どうしたんだい? またお兄ちゃんの事を考えていたんだね」
幹部の一人・ネクロマンサーのマラダーク(仮名)は、そんな彼女の数少ない相談相手だった。
彼は何故かリアには優しく、攫われて泣いてばかりだったリアの心の支えになっていた。
「お兄ちゃんの代わりに(*1)、いつかお父さんの仇を取るんだろう?」
リアは、父親の知り合いである男(=本当の仇)に襲撃時の記憶を消され、
「敵から守るために君だけを保護した」と騙され、組織の一員として育てられていたのだった。
組織の言い分とは異なる兄の姿を見て(*2)…彼女の気持ちに揺らぎが生じた。
他の幹部やボスにそれとなく聞いてみるが、誰も答えない。
(それどころか、「彼女を消すべき」との意見も出る)

思い余った彼女は故郷の墓場から父の遺体を盗み、秘密裏にマラダークに蘇生を依頼。
その口から真実を知ったリアは、表向きは組織に従ったまま密かに仇討の準備を進める…。
「この手を血に染めるのは、これが最後」と。
兄と再会し、母の元に帰るために。

*1) 組織は「レッドも身体が不自由になった」「仇を討ったら自由の身」と言っていた(もちろん嘘)。
*2) 組織に対して快く思っていなかったマラダークは、今回の任務でわざと彼女がアトリエRの近くを通る様に仕組んだ。


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