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配信ログpeca30

244名無しさん:2016/06/12(日) 16:21:54
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6748839

▼一瞬の判断で助かった人

信号が赤から青へ変わる時間というものは、わずかな時間である。あの日、あの瞬間、橋げたの横で信号待ちをしていた車の中の人達は、ほんの1分か2分、行動が遅かったり早かったりすれば事故にも遭(あ)わなかった。

その中で、一瞬の判断で奇跡的に事故を回避できた人がいる。タクシー運転手をしている浦山弘さんは、あの時お客を乗せてこの橋げた横の道路を通りかかった。

前方の信号が黄色になり、タクシーのすぐ前を走っていたワゴン車が停まりかけた。だがその時、普段だったら黄色信号で停まる習性が身についている浦山さんが、なぜかこの時に限ってクラクションを鳴らし、前のワゴン車に「行け!」と合図をした。

そして前のワゴンと共に交差点を通過した瞬間、後ろから「ドーン!」と凄(すさ)まじい音が聞こえてきて、後ろを見ると橋げたが落下していた。あの時そのまま信号で停まっていたら前のワゴン車と一緒に下敷きになっていたところだった。

浦山さんは、普段はクラクションを鳴らすことなど滅多にないのだが、この時に限ってそのような行動を取り、事故を免(まぬが)れたというのは、何らかの不思議な力が働いたのかも知れない。

▼事故にまつわるミステリー

この事故があった現場は昔は墓地であり、そこには15ほどの墓があったが、その墓を移転させて道路を通していた。動かした墓の数も15で、死者の数も15というのは何か関係があるのではないかと、地元の人たちの間で噂となった。

また、後になってこの事故にまつわる不思議な出来事がテレビでも放送された。
あの日、事故現場の近くを遠足帰りの幼稚園児を乗せたバスが走っていた。バスは事故のあった道路を通過する予定で、このまま走っていれば事故に巻き込まれてもおかしくないタイミングで走っていた。

ところが園児の一人が「おしっこしたい。」と言い出した。
「もうちょっとだから我慢しようね。」と先生もなだめたのだが、どうしてもしたいという。仕方なくバスは近くのパチンコ屋に寄って、そこでトイレを借りて用を済ませた。

そして出発して間もなく、あの事故が起こった。あの園児のおかげか、現場を通過する時間が本来の計画とズレたために事故に巻き込まれずに済んだのだ。

この話を聞き、テレビ局がその園児にインタビューをしようと訪れた。放送当時はその元園児たちは小学生になっていたものの、みんなその出来事は覚えているが、「おしっこしたい。」と言い出したのは誰だったのか、それが思い出せない。

「あれ、誰だったっけ?」
何人もの元園児や先生に聞いてもあやふやな返事ばかりだったが、最終的に二人の名前が上がった。

しかしよく調べてみると、そのうちの一人は当日風邪を引いて遠足を休んでいた。実際、遠足の時に撮った記念写真にその子は写っていない。そしてもう一人は遠足の前に転校しており、この子も遠足には参加していなかった。

みんなが思い出した二人の園児は、両方ともその日にいなかった子だったのだ。




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