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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 4●
675
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2012/12/19(水) 23:56:34 ID:1dXFnXow
『手?』
「あの……椎水さんが、手を離してくれないと……動けないんです、けど……」
『っ!?な、なにヒトの手ェ握ってんのよ!』 バシッ
「いてっ! 違いますって! 停電して明かりがなくなった瞬間に椎水さんが咄嗟に俺の手を握ってきたんですって!」
『なによ! そんなことあるわけないでしょ!』
「ホントですよ……こんなどうしようもない嘘吐いてどうするんですか……」
『うるさい!いいから早く行きなさいよ!』
「わ、わかりましたって……ここで待っててくださいね」 クル
『…………』 グイ
「…………」
『…………』
「……椎水さん……?」
『こ、コレはアレよ……そ、そう。別府が迷わないように、つ、着いて行って上げようかと……』 ギュ
「…………」
『…………』
「……もしかして……暗いとこが苦手なんですか?」
『そっ……! ……んな、わけ……』 ギュ…
「はぁ、わかりました。取り敢えず一緒に行きましょう。懐中電灯のところまで案内してください」
『わ、わかった……』
「はい」
『…………』 ギュ
「…………。……あの、椎水さん?」
『? なによ、は、早く行きなさいよ』
「…………案内してくれるんじゃなかったんですか……?」
『ぁっ…………な、なによ!イイから先に行きなさい!男でしょ!(?)』
「はいはい……」
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