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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 4●
57
:
3/3
:2011/08/27(土) 21:23:59 ID:???
「貴方と話してたら脱線しすぎますから、やってほしいことだけ言いますわ」
「失礼な話だ。んで、何だ?」
「え、えーと……ふ、深い意味はありませんわよ?」
「分かった、深読みする」
「ぶん殴りますわよっ!?」
このお嬢様超怖え。
「き、今日のお昼、特別にわたくしと席を共にすることを許しますわ」
「はい。……はい?」
「だ、だから! ……え、えっと、さっきお昼がパンだけって言ってたから、わたくしの豪勢なお弁当を見せびらかすんですの!」
「ああ、なるほど。それで出た俺の涎を飲み水にするんだな。でも、そんなのしなくても水道から水が出るぞ? リナって変な奴だな」
「貴方だけには言われたくありませんわっ! そんなことするつもりありませんっ!」
「分かってるって。羨まがらせたいだけだろ」
「え? ……そ、そうですわ。そ、それ以外何があると言うんですの!?」
「そうだな。俺に昼飯が貧相で可哀想に思ったから、自分の弁当を分け与えるためにあえて悪ぶったわけないよな」
「ううううう〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!」
何やら全力で頬をつねられた。
「嫌いですわ! 大っ嫌いですわ! もー今日のお昼の約束もナシですわっ!」
「困ったね」
「ちっとも思ってないですわ!!! もー貴方なんてお金なくって餓死して孤独死しちゃえばいいんですわっ!!!」
「いや、餓死した後に孤独死はできないと思う。なぜなら餓死の時点で死んでるから」
「冷静に訂正しないでいただけますことっ!?」
で、昼の時間。
「とかなんとか言いながら、俺に弁当わけてくれるリナ超天使」
「うっ、うるさいですわっ! 多すぎて食べられないから残飯を押し付けてるだけですわ!」
真っ赤な顔でもきゃもきゃ言い訳してるリナだった。
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