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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 4●

551/3:2011/08/27(土) 21:23:11 ID:???
【ツンデレと衝突したら】

 俺には尿を保持する内臓があるので、しばらくは尿を体内に維持したまま生活できる。だが、その慢心が全ての始まりだった。そう、俺は膀胱を過信していたのだ。
 簡単に言うと超おしっこ出そう。そんなわけで急いで学校の廊下を走ってたら、曲がり角で誰かにぶつかった。
「きゃっ! いたたたた……」
 紳士たる俺は助け起こしたいところだったが、尿保持内臓が限界を訴えていたのでそのまま放置、滑るようにトイレIN、尿、排出!
 ふひゅーと便所から出ると、リナが怖い顔で待ち構えていました。
「ああ、今なら誰もいないから便器を舐めてもばれないぞ。ただ、以後俺に近寄るな」
「そんなことしませんわっ! そうじゃなくて、貴方! さっきのアレ、どういうことですの!?」
「なんのことですの?」
「マネしないでくださいまし!」
「ジャッジメントですの!」
「真面目に聞きなさいっ!」
 かっこよくポーズを決めたら怒られたので真面目に聞く。
「えーと。何の話ですか」
「何の話ですって!? このわたくしを突き飛ばしておいて、ありえないですわっ!」
「あー。あーあーあー。今理解した。さっきぶつかったのお前だったのな。よし分かった、謝ろう。てへ、ごめりんこ」
「絶対に許しませんわ!!!!!」
 謝罪したら余計に頑なになった。どういうことだ。
「もー許しません、えー許しませんわ! 然るべき処置をとらせていただきますわ!」
「いかん、黒服に俺を襲わせ、俺の内蔵を全部売る気だ!」
「そんなことしませんわっ! 人をマフィアか何かと勘違いしてません!?」
「メキシコあたりのマフィアは超怖いよね」
「知りませんわっ! ……ただ、わたくしも鬼ではありません」
「いやいや、謙遜するな。人の内臓を売り捌くんだ、リナは立派な鬼だ」


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