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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 4●
478
:
1/7
:2012/04/30(月) 11:25:12 ID:???
・男と離れて初めて男の大切さが分かったツンデレ
「ね、ね。かなみちゃんも帰りミスド寄ってこうよ。友ちゃんもさっちゃんも渡辺さん
も来るしさ」
「うん。行く行く。ちょうど、小腹空いて来た所だし」
新しいクラスで出来た友達に誘われて、私は席を立つ。中学時代以来の親友であり、
コミュ力は私と比較にならないほど強い友子のお陰もあってか、新しいクラスでの滑り
出しはなかなか良好だった。
「よっし。そんじゃいこ。もうみんな廊下で待ってるよ」
半ば引き摺られるようにして教室を出て他のみんなと合流する。しかし、私の視線は
自然と、昇降口と反対側の隣りのクラスに吸い寄せられた。
「どしたの、かなみ? みんな行くよ?」
友子に声を掛けられ、私はハッと振り向いた。
「ううん。何でもない。いこ」
歩き出そうとした私の横に並んだ友子が、軽く肘で小突く。
「何よ?」
怪訝に思って横を向くと、友子が意味ありげな笑顔を浮かべて、囁いてきた。
「気になるんでしょ?」
「何がよ?」
質問に、私は突き放すように問い返す。友子が何を言いたいかなんて、重々承知の上で。
「またとぼけてる。別府君のことに決まってるじゃない」
「何であたしがあんな奴のこと、いちいち気にしなくちゃいけないのよ。バカバカしい」
友子の追及に、私は不満気に睨み付けた。しかし友子の顔に張り付いたイヤらしい表
情は消えない。
「だって、違うクラスになっちゃったから、今までみたいに学校でおしゃべりとか出来
なくなっちゃったもんね。何してるのか、気になるのかと思って」
「あんな奴が何してようが、あたしの知った事じゃないわよ。ぜーんぜん、気にもなら
ないんだから」
「ふーん」
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