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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 4●
465
:
2/4
:2012/04/29(日) 03:54:19 ID:???
「……あー、その。さしもの俺も照れますよ?」
「ちっ、ちちちっ、違う違うよっ! タカシと一緒で嬉しいとかじゃないもん! ま、またタカシに嫌がらせできて嬉しいなーの方の嬉しいだもんっ!」
「あー、うん。そだな」ナデナデ
「そ、そだもん。それ以外ありえないもん」
「でも、今日は忙しいからまた明日な」
「え……」
「そんな地獄に落ちたみたいな顔するない」ナデナデ
「そ、そこまで絶望的な顔してないよっ! ……で、でも、本当に今日も忙しいの? どしても?」
梓は俺の手を握り、必死な顔で聞いてきた。心がぐにゃりとなる。
「……あー、や、どうしても、ではない」
「やたっ! じゃ、じゃあさっ、じゃあさっ、今日は一緒に遊んでも大丈夫だよね? ね?」クイクイ
「ま、まあ」
「じゃあ、じゃあ、うち来て、家!」
「はぁ」
というわけで、梓宅。
「えへへ、えへへへー。久しぶりだなー、タカシがこの部屋に来るの久しぶりだなー♪」
もう超ご機嫌な感じで梓が俺の隣でニコニコしているわけで。
「そんな久しぶりか?」
「一ヶ月ぶりくらいだよ! ちょー久しぶりだよ、ちょー!」
「言う程でもないだろうに」
そう言いながら、梓が用意してくれた茶菓子を手に取る。
「あっ、それね、それね、前にタカシが食べておいしいって言ってたお菓子だよ。ど、どかな? おいし?」
「もぐもぐ。まずい」
「ご、ごめんね……」(涙じわーっ)
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