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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 4●

4603/3:2012/04/02(月) 20:41:57 ID:???
「うぇ!?」
 その一言で、梓は弾かれた様に顔をこちらに向けた。
「い、いきなり何言ってんだよ!」
「いいから。俺のイチャラブしたいメーターが振り切ったのだ。予告するが、今からお前を膝の上に乗せて、首にこのマフラーを二人で巻いて、一緒に
アフタヌーンを読む。決定事項です」
 抗議の声も無視して、俺は再度、膝をぽんぽんと叩く。
「ど、どんだけー・・・・・・」
 呆れながらも、のそのそと動き出す梓を見て、顔が自然ににやけていく。
「そんなこといって、結局は俺の膝へ移動する梓が大好きです」
「そ、それは・・・・・・ だって、その・・・・・・タカシの部屋の漫画はもう読み飽きたから、新しいの読みたいし」
 素敵な言い訳いただきました。俺の膝に収まった梓にマフラーをかけてやり、一方の端は俺の首に巻き付ける。
「本当はこういうのちょっと狙ってた?」
「そ、そんなわけないだろ!」
「でも、なんか妙に長めのような気がしますけど……」
「うっさい! ふん、まず最初は『無限の住人』読むからね」
「渋いっすね、梓さん。だが、俺はあえて『ラブやん』から読む派なのだ!」
「狭そうな派閥だねぇ・・・・・・」
「じゃぁ、間を取って、『謎の彼女X』から」
「それ単にページの話だよね」
「卜部さんの裸エプロンよかったなぁ」
「そうか、裸エプロンも『裸でワンポイントフェチ』に入るのか」
「まだ言うか。あ、そうだ、それならついでに言っておくけど」
「ん?」
「俺、『全裸にマフラー』って最高に興奮するんだけど、どうだろう?」
「はぁ!?」
「俺の性癖、受け止めてくれるんだよな?」
「げっ……う、うぅ〜、ずるい!」
 自分の言った台詞を思い返し、顔を真っ赤にして悔しげにこちらを睨む梓でした。

 あと、本人曰く『ちくちくしたのが擦れて新感覚』だったそうです。


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