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レス代行依頼スレ
621
:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
:2012/02/08(水) 17:22:23 ID:???
代行頼む
(こっから)
>>115
から
・なぜか鞄に猫耳が入っていたツンデレ
家に帰って課題を片付けようと鞄を開けると、なぜか猫耳が出て来た。
「……なぜ猫耳……」
どうせ友ちゃんあたりが悪戯したんだろう。
取り敢えず監視カメラが無いかを確認。
以前とんでもないシーンを撮られて大変な目にあった。私は学習するのだ。
部屋中を探したところエアコンのフィルターの中と机の裏、鏡の真上にマイクロカメラを発見。同時にベッドの脇のペン型カメラとコンセント差込口の高性能盗聴器を発見。即時撤去と破壊を実行。
「ふぅ……」
他に無いことを確認し、ようやく一息つく。
猫耳を部屋の片隅に放り投げ、課題に取り掛かる。
「んっ…………!」
一時間後、課題終了。
後はご飯を食べて、お風呂に入って、歯磨きをして……寝るだけだ。
しかしご飯にはまだ早いし……と、不意に、猫耳が視界に入った。
以前テレビで見た、メイドカフェとやらの似非メイド共が『お帰りなさいませご主人様、にゃんっ♡』と反吐が出るような声でやっていたのを思い出す。
あんな低俗な連中の真似事をするわけではないが、男はそういうのを好むとも聞くし、友ちゃんがこういういたずらをする時は大抵あいつがなんかそんなことを口走ったからとかそんな感じなので、まあ、うん。
「…………こういう……のが……好き…………なのか……?」
別にあいつの為にしてやるわけではないが、こういうファッション的なモノに興味があるのは年頃の乙女として致し方ないだけであってべつにあいつのためにやるわけではない。
ドアの隣に立てかけてある鏡の前に立ち、猫耳を装着。
…………これは……。
「…………ハズ……」
これは恥ずかしい。
……が、ここまで来たら、最後までやり切るのも吝かではないというかなんというかうん。
手を丸めて、頬の高さあたりまで持ち上げて。
「にゃ…………にゃぁん……」
「ちなみー? 下駄箱に家まで来いって手紙が入ってたけどこれおまえ……か…………?」
「!?」
あのアマぁぁああああああ!?
「ぉ……ぇ…………」
あまりのことにタカシが硬直してる!
やばい! やばい! 誤魔化さないと! 変な女だと思われる! 嫌われる!
「にゃっ……にゃぁー!!」
「えっ」
「にゃー!! わっ、私は妖怪猫娘だにゃー! 帰れ! 食べるぞ! 帰れ!」
「えっ!? えっ!?」
「帰れ! かえれ! かえれ!」
「うわ押すなあぶっ、危ねえ!」
バタン!
タカシを部屋から追い出すことに成功した。
「はぁ……はぁ……げほっ……!げほっ……!」
取り敢えず息を整えて……猫耳を窓から投げ捨てる!
「せいっ……!」
乱れた髪と服を直して……。よし、これでいい。
「ふぅ…………」
ドアを開けると、タカシが廊下で頭を抱えて蹲っていた。
「なんだ今のは……幻覚? 幻聴? 地球外生命体からの攻撃? 俺が迷惑かけすぎたせいでちなみの頭がついにおかしく……? てか、あんなデカい声出せたのか……」
「…………なにしてるの」
人の部屋の前で失礼なことをブツブツと。
無礼なやつだ。
「あっ!? ち、ちなみ!? お前今のはなにがどうして……」
「……? …………なんの話……?」
「え? いや今お前が猫耳で……あれ?」
「……猫耳……? ……馬鹿に……なりすぎて……妄想と……現実の区別も……つかなくなったのか……?」
「いや、え? ……えー……?」
タカシは首を傾げながら帰って行った。
馬鹿はこれだから。
こうしてことなきを得た私は、後日、友子と山田のイチャイチャ写真をばら撒き、復讐とした。
(ここまで)
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