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あと3話で完結ロワスレ

519158話 走る変態  ◆uPLvM1/uq6:2013/05/03(金) 22:46:05


□□□


「ワシのことはいい! 早く最上階へ急ぐんじゃ!」
「で、でも! 亀仙人を置いていくことなんてできないよ!」
「早く行くんじゃ!」

一方、ふんどし仮面一行は危機的状況に陥っていた。
亀仙人がいまにも、落とし穴に落ちそうになっているのだ。
ギリギリ床を掴んでいるのだが、最早命は風前の灯火である。
亀仙人にはもう、右腕がない。
従って、左腕でしか掴むことはできない。
片手で自分の全体重を支えているのだ。
さらにここまで、最上階に向かって休まずに移動していたので、疲労も溜まっている。
限界は近かった。

「クッ……! 少しでも休んでいればこんなことには!」
「…………ひとついい?」
「なんだ! お前も見ている暇があったら手伝え!」
「…………普通は、あんなみえみえの罠には引っかからないよね?」
「…………そうだな」

ムッツリーニこと土屋康太が指差したのは、落とし穴の手前にある台。
そこにはエロ本が置かれている。
そう、亀仙人はあのエロ本を取ろうとして罠にかかってしまったのだった。
他の三人はあからさまに怪しいなと思い、取ろうとはしなかったが、亀仙人は違った。
普通に取りに行った。
結果、今の状況に至る。
ふんどし仮面とクマ吉はそのことを思い出し

「ああ、じゃあ別にいいか」
「亀仙人! 君の犠牲は忘れないぞっ!」
「ええっ!?」
「よし、最上階に急ぐぞ」

あっさりと亀仙人を見捨てることを決めたのだった。
今までのやりとりはなんだったのだろうか。
この数分後

わしは ふかい ふかーい やみの なかへと
てんらくした。
そして そこによこたわる ドクロたちの
なかまになるのを まつだけになってしまった。
ざんねん!!
わしの ばとるろわいあるは これで おわってしまった!!

亀仙人は死神を見たという。

「あんな罠に引っかかりにいくなんて、亀仙人はまさしく、しんのゆうしゃだよ!(笑)」


【亀仙人@ドラゴンボール 死亡】
【残り5人】


【ふんどし仮面@銀魂】
[状態]:限界寸前、疲労(中)
[装備]:盾@現実 
[道具]:基本支給品 月刊チェヨンス@ギャグマンガ日和 上条の右手@とある魔術の禁書目録
[思考・状況]
基本:この殺し合いを打破する。
1:最上階へと向かう
2:亀仙人……お前のことは忘れない……

【クマ吉@ギャグマンガ日和】
[状態]:ダメージ(小)、疲労(中)
[装備]:ジャスタウェイ@銀魂×10 西洋の鎧@ギャグマンガ日和
[道具]:基本支給品
[思考・状況]
基本:この殺し合いを打破する
1:最上階へと向かう
2:亀仙人……プークスクスwwwwwwww

【ムッツリーニ(土屋康太)@バカとテストと召喚獣】
[状態]:疲労(中)、フラッシュバックによる無効化の可能性
[装備]:クサリ@悪魔城ドラキュラ
[道具]:基本支給品 エロ本 輸血パック@バカとテストと召喚獣
[思考・状況]
基本:この殺し合いを打破する
1:最上階へと向かう
2:…………なんで、引っかかったんだろう


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