[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
あと3話で完結ロワスレ
310
:
虫ロワ第98話「The half inch SPIRIT」
◆XksB4AwhxU
:2013/02/03(日) 22:49:07
『小の字』の『正拳突き』を受け、吹き飛ばされたティン。
強固な鎧の上からはティンの攻撃が通用しない上、ヤツの剣の切れ味は一撃必殺。
剣に気を取られ、素手への注意が疎かになったティンに
いずれこのような結果が訪れるのは明らかであった。
倒れ伏すティンは、最後の賭けに出る。
すなわち、『薬剤』の大量投与。
バグズ手術被験者であるティンの体質を虫寄りに近づける『薬剤』は、
大量に使用することでより高い戦闘能力を得ることができる。
手持ちの『薬剤』の入った注射器をありったけ取り出すティン。
4本の注射器をまとめて握り締め、脚に突き刺そうとするが……。
『小の字』はそれを許さない。
剣を水平やや下、倒れているティンの頭にピタリと向け、腰を落とす構えを取った。
まるで切っ先を銃口に見立て、ライフルで狙い撃とうとするかの様に……
神速の刺突『しっぷう突き』の構えである。
事実、テラフォーマーズの身体能力で放たれる『しっぷう突き』の剣速は
恐るべきことに銃弾にも迫るであろう。
もはや注射を打つ数秒の猶予すらない……万事休すか。
ティンは歯噛みしながら、狙いを定める『小の字』と睨み合う。
その時突然『小の字』の身体がブレた。何かがぶつかった?
続いて『小の字』に命中した何かから伸びる紐がグルグル巻き付いてゆく。
これはヤマメの支給品!生きているのか!
ティンは脚に注射針を刺しながら、視界の端でボーラの飛んできた先を見やった。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板