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あと3話で完結ロワスレ
248
:
◆tSD.e54zss
:2013/01/27(日) 22:25:28
臆す事なくアイサツを決めたドラゴンニンジャ・クランのニンジャ達は、油断無くカラテを構える。
「ドーモ、ニンジャスレイヤー=サン、サラマンダー=サン。……アァン?二人だけか?まったく舐め腐ってくれるなァおい。それとも……」アイサツを終えたコンマ1秒後、デスドレインが動く!
「……そのお仲間は動けねぇのかァ!?」囚人メンポから吐き出された暗黒ヘドロが一斉に湧き上がり、数多の筋となって飛翔する。
その狙いはニンジャスレイヤーやサラマンダーではなく、後方の壁にもたれかかるディプロマットだ!彼は度重なるイクサとポータル・ジツの行使によって気絶し、当然回避など不可能!
「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーのスリケンが、サラマンダーのチョップが、ディプロマットへと向かうアンコクトンを叩き落とす!
だが、足りない!撃墜を免れた一筋のアンコクトンが、ディプロマットへと接近する!
おお、ナムサン!このままディプロマットはアンコクトンにより拗られ、潰され、惨たらしく殺されてしまうというのか!?
「イヤーッ!」答えは否!見よ、ディプロマットの前に回転ジャンプで降り立った巨漢のニンジャを!「スマン、遅れたな。……イヤーッ!」
そのニンジャが繰り出した裏拳は正確にアンコクトンを打ち、壁へと吹き飛ばした!ゴウランガ!
これこそがビッグニンジャ・クランのソウルを憑依させたニンジャのニンジャ筋力のなせる技であり、シックスゲイツが一人、アースクエイクのカラテのワザマエなのだ!
「ふん、俺はお守りではないのだがな……。ドーモ、デスドレイン=サン。アースクエイクです」未だ横たわるディプロマットを横目で見ながら、アースクエイクはアイサツした。
そしてそのまま、その場でのカラテ警戒へと移行する。その視線が、一瞬ニンジャスレイヤーとかち合った。両者は無言で頷いた。
「あー、ドーモ、アースクエイク=サン。デスドレインです。……なンだよ、つまらねぇなァ」デスドレインは苛立ちを隠そうともせず、オジギした。
その周囲には弾かれたアンコクトンが集まり、煮えた重油めいて泡立っている。「まぁいいや。どうせ全員殺すんだからよォ!」デスドレインが叫ぶ。その言葉を皮切りにアンコクトンが、爆ぜた!
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(……感謝する)無言で頷きながら、ニンジャスレイヤーは心の中でオジギした。何に?アースクエイクに。
動けぬディプロマットのために護衛を買ってでた、かつての怨敵に。不思議なものだ、とニンジャスレイヤーは思う。
センセイと共に自らの手で殺害したかのソウカイニンジャとこうして共闘することになるとは、ニンジャスレイヤーもアースクエイクも、おそらくはブッダさえも予想していなかっただろう。
しかし、一度イクサで直接カラテを交え、そのワザマエを知っているからこそ、ニンジャスレイヤーは迷いなくディプロマットの護衛をアースクエイクに託すことができる。
まさにサイオー・ホース。そしてそれは、隣に立つサラマンダーにも言えることだ。サラマンダーがこの殺し合いの中で何を経験し、どのような心境の変化があったのかはわからない。
ただ一つ言えることは、ロードの死によりキョジツテンカンホー・ジツを脱したサラマンダーが、センセイとのイクサの果てにドラゴン・ドージョーを継いだということだ。
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