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【ノロケなんて書かないさ!】ぜふくんのひとりでだらだらじおPart7
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「俺もね、好きな人いるんだ。」
「そうなんだぁー。私の知ってる人?」
「うん。その人はね、笑顔がとってもきれいで、心から楽しそうに
笑うから、見てるほうまで幸せになっちゃうんだよ。」
「うん」
「でもね、その人には好きな人がいるんだ。それを聞いた俺は
ちょっと悲しかった。」
「…」
「でもね、俺はその人のことがすごく好きで。あきらめきれなくて。」
「ただその人に自分の思いを伝えたいなぁって。きっとその人は
戸惑うと思うんだけど。」
「…」
「あなたのことが好きです。」
「…ありがとう。…ごめんなさい。すごくうれしい。でも、私には
好きな人がいるの。知ってるよね?(笑)」
「そりゃ本人の口から聞いたからね(笑)。」
寮の近くまで来たところで、彼女は俺のほうを振り返った。
「じゃあ、また明日。」
「またね。」
「ありがとう。うれしかった。」
駆けて行く彼女。
次の日。2人の距離も関係も変わらなかった。
あの時告白して良かったのだろうか。その答えは9年経った今でも
出ていない。
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