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表に出せないSS小屋

1名無し~3.EXE:2003/02/23(日) 22:12
ネタがアレなのとか、中途で放り出したくなったとか、
伺か関連かどうか危ういのとか、日の目を見れなさそうなものなんでも。
雑談も可。

2名無し~3.EXE:2003/02/23(日) 22:14
(始まり(※転載・一部修正))
http://that.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1045935065/573

「あの…頑張ってね…えへへっ」
ちゅ。
「やめろよ!」
「きゃあっ!」
「てめぇ…突っ込んで欲しいのかよ。こっちは非常に不愉快なんだよ!」
「ご…ごめんなさい。私…余計なことしちゃったのかな?
お願い、今のは忘れて。じゃ…」
「それで構わぬと言うのかよ」
「え?」
「好きなんだろう、こういうのが!?」
「やだ! やめてよぉ!」
「弱者め。己の生き恥をさらすこともできぬ弱者め!」
「やだあぁっ!」

3名無し~3.EXE:2003/02/23(日) 22:14
設定作ってみました。

美和野由香(愛称:ユカタん)
・お祭り好きの元気少女。おせっかいな上に調子にのりやすいのが玉に傷。
「面白いやつは面白かったけど」と身も蓋もないことを言って怒られたり、
応援のつもりで人様のゴーストを脱がせて大目玉を食らったりと毎日大変。
実は見た目より傷つきやすく、怒られるとしゅんとなってしまう気弱な一面も。
胸はない。

T(ユカタんのみの呼ぶ愛称:てぃーくん)
・親孝行で気真面目な少年。それなりの腕があるのに言動には妙にとげとげしい一面がある。
義務感を感じるのは嫌いだと言って束縛されるのを嫌がり一匹狼を気取っているが、
実は単にプレッシャーに弱く人に期待されたり見放されたりするのが恐いだけの不器用な人間。
本人曰く、「嫌いなタイプは、ふざけてる奴、なれなれしい奴、下品な奴」
基本的には悪い人間ではないはずだったが…。

4名無し~3.EXE:2003/02/23(日) 22:15
 遠くを走って行くパトカーのサイレンに、Tは、我を取り戻して愕然とした。
自分の下には、制服のシャツを引き裂かれた同級生がしゃくりあげながら横たわっていた。
両腕を押えつけられているために、大きく開かれた胸元を隠すことも許されない。
ブラジャーの肩紐は片側のみが正常で、
もう片方は無惨にも剥き出しになった白い肩からずり落ちてしまっていた。
(俺は…何をしているんだ?)
 慌てて少女の手を離して立ち上がると、起き上がった彼女は
自分の体を抱きしめるようにして小さくなった。
体を震わせている様子と、強く掴まれたため手首に残った跡が痛々しい。
Tが立ち上がると少女はびくりと体を縮めた。
「そら」
「え…」
 投げかけられた上着に、きょとんとして見上げる少女。
「…いいか?…てめぇが…てめぇが悪いんだからな!」
 Tは捨てセリフを残すと慌ててその場を走り去った。
「てぃーくん…」

5名無し~3.EXE:2003/02/23(日) 22:17
 次の日、Tは一睡もせずに学校へ向かった。
(くそ…あいつのせいで…。)
女子生徒からの軽蔑。男子生徒からの揶揄。教師からの叱責。退学。少年院。
それらを覚悟しながらも、ただ、逃げることだけはプライドが許さなかった。
 しかし、教室に入った彼は、呆然として鞄と取り落とした。
行儀悪く机の上に腰かけて、級友の馬鹿話に笑いころげているユカタん。
いつもと全く変わらぬ彼女の様子が彼には信じられなかった。
「あ、おはよ、てぃーくん! 昨日はごめんね!」
 あまつさえ、笑顔で手を振り回しながら話かけてくる。
「ごめんって…あんた何したの?」
「えへへ…ちょっとよけーなことを…」
「全く…あんたは無神経なんだから…」
「あ、ひどいな〜」
「ねぇねぇ、もしかしてあなたあいつのことを…」
「ち、ちがう、ちがうよ〜、そんなんじゃないってば〜」
「あんな無愛想な奴のどこがいいんだか…」
「そんなことないもんっ! …彼、ホントはやさしいもん…」
「きゃーっ! 今の聞いた? 『彼』だってー!」
「だから、違うってば〜」
 一瞬の空白から我に返ると、心の底からむらむらと怒りが湧いて来た。
(なんだよあいつは…お情けか? 俺なんて相手にならない小物だって言うのか?)
明るい笑い声が、おどけて自分の頭をぺんと叩いて舌を出す仕草が、
やけに勘に触ってしかたない。
 あの可愛い顔が涙に濡れるところを、苦痛に歪むところを見てやりたい。
知らないうちに、そんな黒い欲望が、じわじわと彼の心を支配していった。

6名無し~3.EXE:2003/02/23(日) 22:19
寸止めですみませんが現実逃避のタイムリミットが来たのでとりあえずここまで。
気がむいたら書くかもしれないけど、時間的に厳しいかも。
他の人も好き勝手に続きでもパラレルでもどうぞです。

もちろん、>>1の通り全然関係ない話でも。

7名無し~3.EXE:2003/02/23(日) 22:21
あ、設定も適当なのでセンスに合わなければ自由に変えて下さい。

時間的に私は書けないかもしれませんが、万人に対するリクエストとかもいいかも。

8名無し~3.EXE:2003/02/24(月) 00:39
ttp://takashi.keddy.ne.jp/uploader/source/up0275.png

9名無し~3.EXE:2003/02/24(月) 01:04
>>8
ナイスな仕事です!
書いてる方も物凄く励みになります。

10名無し~3.EXE:2003/02/24(月) 01:27
続き楽しみにしてるよー。
マターリとガンガッテくれ!

11名無し~3.EXE:2003/02/24(月) 01:40
しかし、あれですね。
こういい刺激を与えられると、幸せな展開にしてあげたい欲求と、
もっとやっちゃいたい欲求との両方に激しく心が引きさかれますね。

途中はしょって取り合えず両方シチュだけあげておきます。

12名無し~3.EXE:2003/02/24(月) 01:42
(ハッピーエンド方面っぽい展開)

「そうだよね…私が悪いんだよね…へへっ…また…調子にのっちゃったなぁ…」
 無理に笑顔をつくりながらぽろぽろと涙を流すユカの様子を見ているうちに、
次第にTの心には罪悪感が生まれて来た。
「ごめんね…好きに…てぃーくんの…好きにしていいから…」
(謝るのは当り前だろう? 悪いのはこいつだ…。
しかも…姑息にもなかったことにしようとしやがって。)
 そう自分に言い聞かせるが、手の力が勝手に抜けていく。
(ちくしょう…ああ、もう面倒だ、どうとでもなれ!)
「…もういいぜ」
「え?」
「…もう気にするなって言ってるんだよ。うざいんだよ、そう泣かれると」
「てぃーくん…ひっく…ひっく」
 いきなりユカはしゃくりあげはじめた。
「だーっ! もういいって言ってんだろ!」
「ちが…ちがうの…私…嬉しくて…」
「はぁ!?」
「ありがとう、てぃーくん!」
「うわっ!?」
 いきなり抱きつかれたTは転びそうになり慌ててたたらを踏んだ。
「ばかやろう…暑苦しいんだよ…」
 そう言いながらも気が付くと彼の手は少女の頭をそっと撫でていた。

13名無し~3.EXE:2003/02/24(月) 01:43
(鬼畜展開方面)

「あの…てぃーくん?」
 手紙で呼び出されたユカは、おそるおそる暗い倉庫の中をのぞき込んだ。
「へへ…ホントに来やがったぜ」
「きゃあっ!? あ、あなたたち誰よぅ!?」
「おめぇ…なんでもやらせてくれるんだってな」
「つーかヤラせてくれるんだってな」
「な…何の話? 放して! 放してよぉ!」
 掴まれた両手をふり解こうと必死でもがいていたユカは、
倉庫の一段と暗くなったところにTの姿を見付けて愕然とした。
「そんな…てぃーくん…」
「ま、せいぜい可愛がってもらいな」
 くるりと背を向けて歩き出した相手の姿に我に返った少女は再び儚い抵抗を開始した。
「助けて! お願い、てぃーくん、助けて! やだよーっ!」

14名無し~3.EXE:2003/02/24(月) 01:45
人の心に闇あり。人の心に光あり。
ふと奇妙な気分になってしまったり。
えっちって…なんなんでしょうね。

>>10
どうもです。
ついついやってしまいましたが、とにかくこれでしばらく打ちどめ。マジやばい。

何度も言いますが誰でもSSでも絵でも自由自在に展開してもらっていいので。
というわけでハンドルはなしのままにしておきます。

15名無し~3.EXE:2003/02/24(月) 02:27
>>14 とりあえず乙ー
ああ、やっぱ漏れハッピーエンドの方が好きだわ
なんかユカタんをなでなでしたくなる(w

しかし、鬼畜展開の後にハッピーな展開というのも捨てがたい・・・・

16名無し~3.EXE:2003/03/02(日) 22:13
ttp://that.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1046530590/561-
なんだか話題が出てたのでメモ。
亡くなった兄というのはロマンですね。
どちらの兄という設定かわかりませんが、
これは絶対に少年側にしたいですね。
優秀で人柄もよい人間だったことに決定。
むろん、少年はコンプレックス感じまくり。

「あのね…私てぃーくんのお兄さんのこと好きだったんだよ」
 由香はふっと空を見上げて呟いた。
「な!」
 Tはぎりっと奥歯を噛んで拳を握りしめた。
(こいつも…こいつも…兄貴なのかよ!)
「ふーん…でも、今はねぇ…」
 由香の顔を覗き込むようにしてひょいと顔を突っ込み、
からかうように声をかける彼女の友人−みはる。
「な、なに、なんなの、はるちゃん?」
「あのねぇ、由香の好きな人って」
「わーっ、わーっ、やめてよ、やめてってばー!」
 手足をばたばたさせて遮る由香。なんとか友人を制止して後、
淡く頬を染めてそっと隣りをうかがった。
(あ…怒ってる? バカ騒ぎしてたからかな…どうしよう…)
 少年の心も知らず、見当違いな心配をする由香だった。

17名無し~3.EXE:2003/03/09(日) 00:20
おー続いてる!
てぃーくんのコンプレックスを、ユカたんの無邪気さで溶かしていって
あげるのでつね。

気が向いたらまた書いてくだされ(*´ー`*)

18名無し~3.EXE:2003/03/10(月) 22:59
お、捕捉されてる。

このスレはふと思い出されたとき、どこかで(といっても小屋か草屋ぐらいでしょうが)
話題になっているのが捕捉されたときなどに更新されていくでしょう。たぶん。

ところで14歳らしい。
http://that.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1047155316/921n
おまえらそんなに14歳が好きですか、そうですか、俺もです。
採用。

しかし。無修正画像というとこんなネタが…。

「ねぇねぇ、T君、ユカの恥ずかしい無修正画像見たくない?」
 Tの机に体をのりだしアルバムのようなものをぱたぱたさせるクラスメート。
「やだやだ、やめてよぉ!」
 ばたばたと手足を振り回して制止しようとするが、別の悪友にはがいじめにされて身動きできない由香。
「……」
 教科書を読む振りをして無視し続けるT。
「ちぇ、やっぱりシカトか。つまんない奴…」
「ふぎゅ!」
 飽きて開放され、勢い余って机に鼻の頭をぶつける由香。
 
 放課後。誰もいなくなった教室で、辺りを神経質そうに見回してから、そっとそのアルバムを手に取るT。
 
 大きく口を開けて幸せそうにオニギリにかぶりこうとしている由香。
 ブルマの裾を引っ張り上げて直している由香。
 机にうつぶせになって居眠りしよだれをたらしている由香。
 パンの購買にダッシュしようとして足を滑べらせ尻餅をついた瞬間の由香。
 窓枠に腰かけていて足を滑べらせ真っ青になって這い上がろうとしている由香。
 
 そう。無修正の理由として、別に修正する必要がないということだってあるだろう。
「……」
 むろん、わかっていたオチのはずではなかったのか?
「……」
 しばらく眺めた後、気付かれぬように元の場所に戻し、一人寂しく教室を去る少年の姿があった。


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