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なな板TRP系スレ総合避難所

53名無しになりきれ:2011/10/09(日) 23:42:03
513 名前:カフェ ◆ YNbEhcUF/I[] 投稿日:2011/08/27(土) 00:04:02
>508
気が付くと体育館の地上に出ていた。他にも何人かが一緒だ。
皆虚ろな表情をしている。
一瞬だけ顔を見合わせて、すぐに顔を背け合う二人の少年。
名前は確か……田中君と鈴木君だっけ。何か大切な事を忘れている気がする。

>「…さらばじゃ秋葉茶子。そして他の者も帰るがよい」
人の流れに乗るように、私も外へ向かって歩みを進める。

>511
知り合いに出くわした。
「牧街さん……?」
彼は、毅然とした頼もしい態度で悪霊退治に向かう。
>「力の無いか弱いお嬢さんを苛めるとはいい度胸だな悪霊め!!」
何も心配する事はないはずなのだが……何とも言えない違和感を感じる。
>「怪我は無いか?月夜田、カフェさん」
「は、はい……!」
牧街さんの健闘っぷりを呆然と見守っていた私たち。
「さんざん怖がらせて悪かったワン」
「!?」
振り返ると、いつの間にか悪(?)の裏七不思議達が私とみことちゃんの背後に立っていた。
「異変の親玉はこの旧校舎自体の怨念。
使われなくなって新校舎に嫉妬するあまり悪霊化した愚かな校舎だ。
奴の一派に対抗するために先に心の欠片を集める必要があった」
「信じられない? ならばあの青年の頼もしく戦う姿を見よ!
私があの青年からヘタレ心を抜いて強くしてやったのだ。
どうだ、断然あのほうがいいだろう!」
そりゃあ普通に考えれば、逃げ回ってばかりのヘタレよりもこっちの方がいいに決まってる。
でも……本当にこれでいいのかな? 本当に彼らの言う事を信じていいのかな? もう何も分からない。
私は答えを求めるようにみことちゃんの方を見た。


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