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ショウゴウキ
4
:
名無しになりきれ
:2011/04/18(月) 02:05:50
生天目が投げたマッチの火は、階段に垂れ流された謎の引火性液体を燃やすことはなく
天野のスタンドフリーシーズンの能力によって消された。
>「は、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ。…生天目さん。火遊びは駄目って…小学校で習わなかったんですか?」
「大人がダメって言うことは大抵の子どもが面白いって思うことなのよね。私は子どもじゃないけど」
そう言っておきながら生天目は満面の笑みで、再びマッチ箱からマッチを取り出そうとしていたが…
>「その女の相手は任せたっ!行くぞ佐藤さん!!――――と見せかけてキィーック!!」
跳んで来た御前等のまわし蹴りでつんのめり、バランスを崩した本体を階段側へ落としかける。
「あわわわ!待ちなさい!」
手をぶんぶんさせて叫ぶ生天目をよそに佐藤と御前等はライブラリに姿を消していた。
「行かないで…ひとみん…。九頭の所には私が行かせてあげたのに…」
少女の瞳からは悲しみが溢れた。
>「Sum41ッ!このガソリンは潤滑油になるッ!」
Sum41を発動させるよね。
彼には蹴られてよろめいているかのように見えた生天目だったが
実は、お尻から生えている尻尾をステレオポニーがしっかりと握り締め
つんのめっている本体を廊下側へと引っ張り、懸命に階段への落下を阻止しようとしている。
それでもミュールの踵が階段の縁に辛うじて引っかかって、命綱は尻尾一本という危ない体勢なのだが。
「この弓なりの体勢ってやばくない!?」
予想通り、プチンと尻尾は切れて階段に一歩足を踏み入れた生天目は
滑って転んで階段を滑り落ち、頭をアホほど打って気を失った。
「…ここはどこ?」
無意識の海のなか。生天目はよねの姿をみたような気がしたが目を開ければ
やっぱり市民会館の階段。体は生まれたての小鹿ようにヌルヌル。
「そうそう。私ライブラリに行こうって思ってたの。みんなも行くの?」
一時的に記憶を失くした少女はザ・ファンタジアの居場所も覚えていない。
生天目はぬるぬるおばけのように階段をのぼりライブラリの入り口へとむかった。
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