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ファンタジーロボット大戦避難所

336飛陽 ◆fLgCCzruk2:2010/11/07(日) 21:41:38
ジェームズの沈黙に被せるように一言だけ告げる。話の続きをしたかったら上を見ろ、と
そこにはイサームが残る車両に攻撃をしているところだった。


そして時は2両目を自ら爆散させた後へと戻る。遥か高空からイサームが突っ込んでくる
「くっそう!このままじゃ、どうすれば」
狼狽えるジェームズを他所に飛陽は新たな複数の機体の反応を感知していた。
(やれやれ、厄介事ってモンはフィーバーする時は連チャンでお出ましになるもんでござる)

「ジェームズ、新手には正真正銘の全面降伏をするんでござるよ」
「新手!?飛陽くん今はそれよりも」
言葉を遮り辺りに散った鉤爪がそれぞれ別個の生き物のように動き出した。2本はコクピットのハッチを
破壊しジェームズを露出させると片方の手が彼を雑に人の群れの中へと放り投げもう2本はリペイドの
足を付け根を突き刺し切断する。

ごろんと機体を仰向けにするとジェームズを投げ終えた2本が今度はリペイドの腕を取ってバズーカを構え直す。
さながら後ろに倒れ込みながら撃つかのような姿勢だ。(既に倒れているが)残った弾を撃つが僅かに減速しただけで
それもいくらも経たず元の速度を取り戻す。

(この機体が予想外に手強かったってのもあるでござるが、少数精鋭で来られるとは、傭兵も雇った
方がいいかもしれんでござるな)
指揮官機、セラの機体、そして新手の反応、そのいずれもが目の前の相手より手強いであろうことは想像するに難くない。

アジトに人がいない時期というのもあったがそれがいたとして何が変わったかはわからない。平和であったがこの場には
戦力が足りなかった。今となっては「自分たち」を呼び起こすことも叶うまい。

「思ったよりしぶとかったでござるが、拙者後がつかえてるんでこれにて失礼するでござるよ!」
そう告げると真っ直ぐに突っ込んでくるシュバリエに向け鉤爪でリペイドのバズーカを撃ちその一方で最初に撃破した
旧型の精霊機へ再度アンカーを射出すると自分を走る分と合わせて一気にその直線上から離脱する。


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