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【なな板】書き込みたい人のレスを代行しようず!【過疎阻止】
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【対象スレ名】【邪気眼】二つ名を持つ異能者達
【対象スレのURL】http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1274429668/
【名前欄】ディートハルト・アイエン@代理
【メール欄】sage
【本文】↓
街のあちらこちらで爆音が轟き、その度に真っ赤な炎と黒煙が天を汚す。
それらに誘われるかのように、とこからともなく現れた漆黒の皮を纏う狼達が、
炎と煙から逃げ惑う子羊達に群がり、容赦なくその牙を突き立てる。
「ひいいいい!」
「だ、誰か、誰か助けてくれーー!!」
人々の悲鳴と絶叫、ほとばしる鮮血、ゴミのように打ち捨てられる肉塊。
ここにはもはや戦いとは無縁の平和な都市の日常はない。
あるのは、さながら内戦の最前線にでも迷い込んだかのような、
ただ無差別に破壊と殺戮が繰り返される非日常の光景であった。
「警察だー! 誰か警察を……いや、軍隊を──ヒッ!?」
「無駄だ。この街は我々の手によって通信網が外部から隔絶されている。諦めろ」
狼達の頭目がニタリと笑い、逃げ惑う男の首目掛けて腕を一閃する。
瞬間、男の首から上はまるでミキサーにかけたようにズタズタに引き裂かれ、
真っ赤とも真っ黒もつかない血を噴き出しながら無残に四散した。
カノッサ
「もっとも、軍隊など所詮は凡人の集団。呼んだところで俺達の前ではどうすることもできんだろうがな。
──そぉら、手を緩めるな! 動いてる奴は全員殺せ! 無差別に、徹底的にとの命令だからな!
殺した分だけ化身に近づける、それを忘れるな!」
「オオオオッ!!」
頭目の、いや、ディートハルト・アイエンの咆哮に、黒尽くめの部下達が呼応する。
まるで枯れ木を薙ぎ倒すかの如く蹂躙される人々を見て、ディートハルトは一人ほくそ笑んだ。
「初めからこうしておけばよかったのさ。どっち道、無能者どもは淘汰される運命にあるのだからな。
そうだ、もっと血を流せ、もっと地獄を見ろ……かつて俺が味わった地獄をなぁ……!」
ピピピ!
「──ッ」
高揚にその顔をどす黒く染めかけて、ふとディートハルトの顔が神妙なものとなる。
装着するスキャナーが彼に代わって冷静に強い異能をキャッチしたのだ。
距離は近い。どうやら騒ぎを嗅ぎ付けた者が向かっているらしい。
「──フッ、この高ぶりを鎮めるには調度いい」
ディートハルトは燃え盛る炎を背にして、目標の反応に向かった。
【ディートハルト:黒部夕護のもとへ向かう】
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