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二つ名を持つ異能者になって戦うスレ避難所2
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巻き添え規制にやられた……代理お願いします。
>>87-88
肩を借りて歩いていると、沙羅からこう言われた。
>「行くのはいいけどそれより話し方変わってない?」
やっぱ沙羅から見ても分かる変化だったみたいだな。
まあ沙羅も説明は疲れが取れてからいいと言ってるから、説明は後にさせてもらおう。
「分かったよ、それじゃあ後で説明する。
……お?}
目の前に一つの人影があった。
目を凝らしてみてみると、それは俺の知っている人物。
一度共闘した仲、すなわち戦友とも呼べなくもない瑞穂だった。
こんな所で駄弁ってる暇はないが、一応挨拶ぐらいはしておくかな。
俺は多少ぎごちない笑みを浮かべながら右手を上げた。
瑞穂からの返答は……言葉ではなく、初めて会ったときと変わらない剛剣だった。
「っ!?」
すぐさま驚きながらも紅い月を抜き去り、瑞穂の剣を受け止める。
ルナが作った紅い月はいわば神剣だ。同じ神剣でもなければ壊すは不可能だろう。
そのため紅い月が壊れる事は無かったが、衝撃が刀を伝わり、腕を伝わり、身体へ伝わり、足へ伝わる。
ただでさえふら付いていた俺は肩を借りていた沙羅ごとぶっ飛んだ。ついでに紅い月が手から弾き跳ばされた。
目が霞み、腕が震え、足がふらついていた俺は意識もぶっ飛びそうになったが、気合で何とか意識を留めた。
「こんな所でアプローチか……随分積極的なんだな……」
俺は立ち上がり口元を歪ませ軽口を叩くが、内心では随分と焦っていた。
今の俺は疲労困憊、対する瑞穂はまったくもって健康そうだ。
頭では理解できていても、身体が反応しなければ何の意味もない。
それはともかく、何故瑞穂は襲い掛かってきた?理由を聞かないとな。
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「ルナ……説得は任せた……」
「……ええとね、瑞……穂だったっけ?
貴女と私達は共に戦った仲でしょう、それが何故今になって襲い掛かってきたのって、あぶなっ!」
聞く耳持たず、問答無用という感じで瑞穂がルナに斬りかかった。ルナはギリギリでそれを避けた。
ほぼ幽霊に近いルナは、刀で斬られようが銃で撃たれようが念仏を唱えられようが平気なのだ。
ならば何故避けるのか。それは俺には分からない。
こういうのもなんだが、ルナは策士だ。頭は切れるし口もかなり回る。
俺自身も何度か騙された事があった。
瑞穂も無意識的に、ルナの言葉に耳を傾けるのは危険だと感じたのだろう。
つまり交渉決裂の原因は説得を任せた俺にある。情けない。
「ちょっと、話ぐらい聞いてもいいんじゃないの!?」
「無理みたいだな……説得は諦めた方がいいだろ……」
紅い月を拾い、攻撃に対応できるようにする。
拾ったところで俺が出来るのは防御のみ。
相当の疲労が残っているこの体じゃ、速度の乗った斬撃は簡単に与えられないだろう。
となれば……刺突だろうが刺突だったら確実に致命傷を与えてしまう。
瑞穂から話を聞きたい現状、刺突は出来るだけ避けたい。
「沙羅……お前は安全な所に逃げろ……実戦経験の少ないお前が勝てる相手じゃねえ。
まあ逃げたくないなら……それでも構わない……ただ……確実に死ぬぞ」
俺は沙羅に逃げるよう諭した。
一度手合わせして分かったが、瑞穂はかなりの戦場を潜り抜けているだろう。
すなわち、人を殺す覚悟も殺される覚悟もあるという事だ。
俺だって殺す覚悟、殺される覚悟はある。
沙羅はどうだ?断言は出来ないが。恐らくどっちの覚悟もない。
だったらこの場から逃げた方がいい。今からここは凄惨な戦場になる可能性がある。
ただ、簡単に逃がしてくれるとは思えない。俺がおとりになる必要がある。
……上手く逃げてくれるといいんだが。
(……瑞穂の手から刀を離し……戦力の無効化を図れば重畳……不可能なら隙を見て逃げた方がいいか……)
「手負いの虎を……ナメんじゃねえぜッ……!」
紅い月を目の前に構え、瑞穂の攻撃を無効化できるようにする。
ハンディキャップマッチの始まりだ。
【廻間:沙羅を逃がす、話を聞く、二つの目的を遂行するため
とりあえず瑞穂の攻撃を受け流す事に専念。
相変わらずの疲労困憊】
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