【16煎】反省会スレ

825：名も無きおうどん：2008/08/11(月) 16:50:31 ID:???: まさかこれか？
134 ：あめちゃん ◆8L3Duyd2HE：2008/03/04(火) 19:27:02 ID:???
「ここは・・・？」

　いきなり家に押しかけてきた男たちに、車に乗せられ無理やり連れて来られたのは、古
びた一軒屋だった。土間に据えつけられた靴箱の上に、夥しい数のモデムやルーター、無
線ＬＡＮの親機が整然と並べられている。

　脱ぎ散らかされた靴は男女合わせて１０足を超えているだろうか、その周りに泥や土が
散乱していることからかなり忙しく出入りをしているように感じられる。

「ここがプロあんたがたの総本山だ」

「あんたがたの・・・プロ・・・？」

「きみがさっきまで家で一生懸命見てたあのスレを破るためだけの集団だ。名無しの皮を
被り、多くを語らぬＧＭたちの挑戦に真っ向から立ち向かう」

「じゃ、じゃあ俺のような名無しっていうのは」

「きみたち一般のあんたがたは、我々プロあんたがたとＧＭとの間で踊らされているだけ
に過ぎない。例えるなら紙相撲の力士だ。まあ、さすがに二人だけってことはないがね」

　頷いて、別の一人が言う。

「一般のあんたがたにバレないように、こうして１０を超えるプロバイダと契約し、ひっ
きりなしにIDを変えながら、ウソの今北産業で自然にスレに溶け込んでいるわけさ。もち
ろん我々にもルールがある。まず一つは、ＧＭが想定所要時間を１秒でも上回ること。我
々のスポンサーはその秒数に対して賞金を支払う。もちろん、終了後にその想定時間が適
正であったか審査されることは言うまでもない。そして、絶対に一般のあんたがたにバレ
ないこと。最後に、これが重要なんだが、メンバーの総数は、ＧＭのそれを決して上回っ
てはならないということ」

「ところが今回、ちょっと事情があって欠員が出たところに、我々の思惑を超えた甜菜が
現れた。協議の結果、その甜菜を我々プロあんたがたにスカウトしようと決めたんだ」

「も、もしかして、その甜菜って……」

「そうだ。一緒にやらないか？」

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