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家は宿でも合宿所でもねぇぞ!! その107

215マホロ ◆dPVehAPFJs:2007/12/09(日) 08:24:52 ID:u1ZGEox60
厨に押し掛けられましたが、とりあえず事態が落ち着きましたので
経過をご報告いたします。

(1/3)
家族で夕食を食べていると玄関のチャイムが鳴りました。人が訪ねてくる予定はなかったので
警戒して父が見に行き、多分私が言っていた子だから、無視しようと言って戻ってきました。
厨はあきらめずにずっとチャイムを鳴らし続けました。
あまりしつこいので父が扉越しに何の用かと聞くと、ま/ほ/ろに会いにきたと言ったそうです。
そんな人はここにはいない、と父が言うと静かになり、覗き穴から確認するといなくなっていたそうで、
とりあえずテーブルに戻ってきて夕食を再開すると、突然ダイニングの窓が力いっぱい叩かれました。

「うそつき!!ま/ほ/ろはそこにいるじゃないか!!」
そこで厨がこちらをにらみつけてわめいていました。
心臓が止まるかと思いました。パニック状態の家族を父がかばい、別の部屋へと逃がしながら
警察に通報しました。母に泣いて止められましたが、もう恐いより怒りが爆発してしまい、
割るつもりなのか窓を殴っている厨に、今警察を呼んだ、さっさと出て行け!入ってきたら殺す!
と本気で怒鳴りつけました。もし入ってきていたら、手加減なしで攻撃していたと思います。
けれど厨は一瞬ひるんだような顔をして窓から離れ、逃げて行きました。
その時は必死でしたが後から恐くなってふるえがきました。
厨が銃を持っていなくて本当によかったです。家なので安心していて、かろうじて髪だけは結んで
いなかったものの、NGとされていた格好(スカートとエプロン)だったことにも興奮せずに去って
くれてよかったです。

ちなみに、警察が到着したのは通報から50分も後でした。
厨が戻ってくるのではないかと、家族で鍵のかかる部屋にこもって助けを待っていたときの
気持ちは一生忘れないと思います。


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