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【失敗】廃棄小説投下スレッド【放棄】
93
:
77 </b><font color=#FF0000>(IbsntW6M)</font><b>
:2005/02/21(月) 01:28:52
「ホンマにそう思う?ノブ?」哲夫の思わぬ問い。
「…。」その問いのトーンはいつもの哲夫より低く、ノブの思考は一瞬妙な感情に囚われる。
しかしノブの脳が働きだす前に、西田に追い討ちをかけられる。
「ノブ、お前のその石があったら、どんなこと出来るか分からんか?」
西田の口調はまるで、小学校の先生が聞き分けのない生徒を諭しているかのようだ。
しかし、言っている事は悪魔の誘惑のようにノブの脳裏をえぐった。
「…。」西田の言葉にノブは大きい事小さい事色々思い浮かべたが、
1つあってはならないことが浮かんだ。
それは芸人としてあるまじき行為だった。
思いついた事が憂鬱で、曖昧な顔でいることしか出来ない。
「例えば…」黙ったままのノブを尻目に、哲夫が口を開いた。
「人を笑わせたりとかね。」例えば…と言う割にいきなりノブの図星を付く哲夫。
「そんなん、絶対あかんやろ!」大きく心臓が鳴るのが分かった。
自分がそんな事を少しでも考えていたと認めたくもないし、大吾やダイアンにも思われたくない。
その思いがノブに大声を出させたのだろうか。
「その他にも、吉本の社員さんになんやかんやしたりね。その石なら色々出来るよ。」
哲夫の口調は相変わらず軽々しい。
「ノブの石は「お前ら笑え」言うたら笑うんやろ?ええ石やないか。」哲夫は言った。
「最悪や。」大吾は吐き捨てるように呟いた。
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