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【失敗】廃棄小説投下スレッド【放棄】
91
:
77 </b><font color=#FF0000>(IbsntW6M)</font><b>
:2005/02/21(月) 01:27:25
脚力を高める石の力を使って先を急ごうとする大吾を、ノブは懸命に留めつつ、
そのうちに劇場の扉が見えてくる。
感情のままに突っ走ろうとする大吾を、ノブは久しぶりに見た。
先ほどの西田とのやり取りで、大吾はかなりショックを受けたようだった。
ノブは、性根が大らかなせいか、大吾ほどの拒否反応は起こらなかったが、
大吾の反応はこれまでの笑い飯との付き合いを思えば当然だろう。
しかしノブとてこれからの事を思うと、心中は鈍い色の雲が立ち込めているように重く苦しかった。
ふと少し斜め前の西澤を見れば、先ほどから何度も走らされているせいか、幾分疲れた顔。
しかし相変わらずの無表情であったので、(相方の事心配しとるんか)と思えるほどだった。
劇場に向かうことを促したのも大吾だし、特に必死に走るわけでもない。
西澤はただ大吾に追随しているといった感じだった。
劇場のドアは開いていた。まるでもう戻れない所への入口のように、3人には感じられた。
中に津田と笑い飯がいる事は分かっている。
3人ともはどこか意を決したように、中へ足を踏み入れた。
目に入ったのは普段と変わぬ様子の笑い飯と、傍らには、捕らわれいかにも不安顔な津田。
「おお、みんな。」哲夫はこちらを向くと親戚の叔父さんのように手招きをした。
「よぅ来たな。」同様に親しげに挨拶する西田。
先程の操られた芸人らとは明らかに違う笑い飯の様子に、違和感を覚えたのはノブだけではないはずだ。
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