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【失敗】廃棄小説投下スレッド【放棄】
896
:
名無しさん
:2016/05/10(火) 19:34:42
思っていたより不気味な話に、白ユニットのメンバーは顔を見合わせた。
矢作は、そんな相手が来れば心強いと思うと同時に、(危ない)とも思った。
増田の能力は、使いようによってはチートに近いレベルかもしれない。だが、その代償は計り知れず。
それを手中に収めれば、下手すれば白ユニットごと瓦解しかねない。
(――どう答える?)
矢作が口を開くより先に、井戸田が「分かりました」と自分の膝を叩いて顔を上げる。
「……とりあえず、やってみましょう」
「井戸田、ほんまにええんか?」
「はい」
大上は不安だったのか、心底ホッとしたというような表情になった。
「……俺は、高校からの堂土しか知らんけど。あいつに黒は似合わんと思うねん」
もちろん増田も、と付け加えて、大上は井戸田の手を握る。
「頼んだ」
「任しといてください。じゃあ、とりあえず説得役を……」
そこで、井戸田と矢作の目がばっちり合う。しばらくじーっと見つめ合うが、とうとう矢作が負けた。
「……この任務、おぎやはぎが承りました」
矢作は深々と頭を下げて、(小木が便利すぎるのが悪いんだよ!)とこの場にいない相方に八つ当たりした。
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