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【失敗】廃棄小説投下スレッド【放棄】
730
:
名無しさん
:2013/08/29(木) 19:09:39
あの時聞こえた元気な少年の声は、このシトリンの声に間違いないだろう。
あの後、小沢が「潤にはこの事に関わってほしくないの!だからここで石を封印して、今の事は
全部忘れて!」と言いながら駄々をこねる子供のように強引にシトリンを封印しようとした事も、
シトリンがそれを拒むように弾ける光を放って小沢を振り払った事も、さらにその後、今にも
泣きそうな顔で「なんでそーやって、全部一人で抱え込もうとするんだよ !? 」と小沢を叱りつけた事も、
つい今し方の事のように鮮明に思い出せる。
その後も夢の中とかで、幾度となくかの元気な声を聞く機会があった。ちょっとおしゃべりで一言多い
その元気な声とやり取りしていると、なんだか弟分ができたような気がしたものだった。
(あー、なんか眠くなってきたな)
隣の座席に目を向けると、小沢はすっかり寝入っていて気持ちよさげな寝息を立てている。
(着くまではまだ少しかかりそうだし、俺も一眠りすっか)
座る姿勢を少し変えて目を閉じる。次第に遠のく意識の中、例の元気な声が聞こえたような気がした。
”お疲れなの、マスター?ま、仕方ないよね、最近お仕事でもバトルでも忙しいから。
僕の力が必要になったらいつでも呼んでね、僕の持ってる『太陽の光』は黒い力を打ち消す事が
できるんだから…”
薄暗い車の中、井戸田の首元で揺れる石─シトリンだけが明るく輝いているように見えた。
それはまるで小さな太陽のように─
ここのPs/NPPJoさんの話と
>>712
を基にした短編です
参考にした者の場所から、取りあえずここに…
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