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【失敗】廃棄小説投下スレッド【放棄】
716
:
445
:2013/03/19(火) 23:13:36
感想スレの445です。
ちょいと書いてみたヌメロン編です。
とあるテレビ局で。
「あ、おはようございまーす」
千原ジュニアこと千原浩史にそう話しかけたのは、バナナマンの設楽だった。
設楽が黒ユニットの幹部であり、多くの芸人を『説得』して勢力を付けているのは、余りに有名だった。
浩史と設楽は、あまり共演したことがない。
自分の攻撃系の石――チューライトでは、精神攻撃には太刀打ち出来ない。
「えーと…ジュニアさんは『どっち』なんですか?」
『どっち』というのは、白か黒か…というところだろう。
飄々としていたが、ある種の威圧感がこもっていた。
「…どっちでもない」
「そうですか…。
本当ならジュニアさんを『説得』したいところなんですがね…」
「……!」
「出来ないんですよ」
「…は?」
「日村さんがいるんで」
「……。黒って、訳ありの奴が多いんやな」
「まあ、そうですね」
「ところで、靖史は…」
「僕じゃないですよ。土田さん経由です」
「……」
「ま、頑張って下さいね。数字の駆け引きもそうですが…」
「…」
「ユニットとしての駆け引きも」
「…俺は、どっちにも付くつもりはない」
「そうですか…じゃあまた後で」
そして設楽は去って行った。
「………」
浩史は、かなりの疲労に襲われていた。
表面上は普通の会話だったが、これが設楽の力か。
「(予想以上にヤバいな…黒の連中は)」
浩史は楽屋で、椅子に座りながら考え込んでいた。
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