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【失敗】廃棄小説投下スレッド【放棄】
708
:
怒ると怖い小沢さん
:2012/10/10(水) 16:39:35
「口のきけない動物をこんな目に遭わせるなんて…絶対許さない!」
激しい怒りの籠もった言葉を、男にぶつける。
「お、やる気か?かかってこいよ、ヒョロヒョロのモヤシ野郎!」
男の方は至って強気だ。「こんな相手に喧嘩で負けるはずがない」とでも思っているのだろう。
確かに小沢は根っからの文化系だし、見た目からして喧嘩が強そうには見えないから無理もないのだが。
小沢はおもむろに右手を男に向けてかざし、指さすような形にする。
「お?なんだ?」
男の方も若干戸惑っているようだ。そして一言−
「ミツバチが、君を花と間違えて集まってきちゃうだろ?」
いささかこの場にはそぐわないその一言と同時に男に向けた右手の指をパチンと鳴らすと、
どこからともなく1000匹は下らないであろうミツバチの大群が飛んできて、男に群がり始めた。
「うわっ !? な、なんだこりゃあ!うわ…うわ…うわ…た、助けてくれえええぇぇぇぇ!誰かあぁぁぁぁ!」
いくら払ってもしつこくまとわりついてくる大量のミツバチに男はすっかりパニックに陥り、右往左往
しつつしまいには助けを求めながらその場から走り去っていった。
そんな様子を冷ややかに眺める小沢と、呆気に取られている井戸田。
「はー…」
「たぶん刺されて痛い思いもするだろうけど…それでもこいつが受けた苦しみのかけらほどでも
ないんだからな」
その時、足元からどこか不安げな鳴き声がした。
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