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【失敗】廃棄小説投下スレッド【放棄】

706起こると怖い小沢さん:2012/10/10(水) 16:37:45
スピードワゴンの短編です
小沢さんて本気で怒るとたぶん泣きながら怒るんだろうな、と思いつつ書きました

ある春の日の事。
スピードワゴンの二人は、仕事の合間の息抜きにとある公園に散歩に来ていた。
「いやーいい天気だね小沢さん」
「そうだね」
そんな会話を交わしながら歩いていると、不意に犬の鳴き声と男の怒鳴り声とおぼしき声が
聞こえてきて、程なく前方からリードをつけたままの大きな犬−品種はゴールデンレトリーバー
だろうか−が走ってきた。
思わず一歩後ずさる小沢を気にする様子もなく犬は二人の間を抜けていった、と思いきや
振り返って二人の背後に隠れるような行動を取った。
その表情はどこか怯えていて、二人に助けを求めているようにも見える。
「小沢さん、この犬…」
「ひょっとして、どこかから逃げてきた?」
すると犬を追いかけてきたのか、一人の男がその場に走ってきた。
「おい、そこをどけ!」
小沢がその言葉に応じる。
「なんですかあなたは?この犬怯えてますよ?」
「いいからどけ!そいつは俺の犬だ!」
「あなた、この犬に何をしたんですか?犬が逃げたくなるような事をしたから、こいつはこうして逃げてきたんでしょう?」
「どけっつってんたせろ、オラ!」
そう言うなり男は強引に二人の間に割って入り、目の前の犬を思い切り蹴飛ばした。
「あっ!」
「キャイイン!」
さらに男は倒れた犬の頭を踏みつけ、足でグリグリと踏みにじり始めた。犬は男の足の下で悲痛な悲鳴を上げている。


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