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【失敗】廃棄小説投下スレッド【放棄】
700
:
瞬きもできない小競り合い
:2012/08/02(木) 22:27:09
――アナログ時計の針が、見たい時刻を刺している。
それ以外は、真っ暗。
いくら集中しても、それ以上は何も見えない。
本人が本気で隠したがっているからか。
あるいは、前みたいに石が邪魔しているのかもしれない。
……?
暗闇の奥から、非常に強い視線を感じる。
気を抜いたら殺されそうな……というのは大袈裟かもしれないが、それほどに強い。
過去の映像?いや、違う――
高倉の集中力は途切れ、意識は現実に戻される。
「……!!!」
目の前には、遠くにいたはずの鳥居の顔。
その両眼はしっかりと高倉を捕らえ、眉はつり上がり、口をわなわなと震わせている。
「……」
高倉は動揺する。
怒っている?まさか、過去を見ようとしていることに気付かれたのか。
今回は何も見えなかったが、とりあえず謝ったほうが良――
「……!?」
高倉の口から謝罪の言葉が出る前に、鳥居のポケットから白い光が溢れた。
普段あまり瞬きをしない高倉が反射的に目を閉じるほど、眩しい光。
彼が目を閉じていたのは、ほぼ一瞬。
しかし目を開けてみると、目の前に鳥居の姿はなく。
そのかわり、というには不釣り合いな「物」が目の前には立っていて。
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