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【失敗】廃棄小説投下スレッド【放棄】
643
:
春風はレベル30
◆1En86u0G2k
:2009/07/08(水) 00:24:30
「てめえで選べねえ状況の何が自由だっつってあんた随分と怒ってたから。
その場凌ぎ上等だよ、どうしようもなくなるとこまで逃げ切ってやるっつって。
お前は好きにしろっつうからじゃあお供しましょうかねっつって。
覚えてらっしゃらない?」
全く記憶にございません。よくもまあ、気恥ずかしいことをべらべらと…
「…そうだっけ」
「そうですとも」
「……間違ってますかね、ぼく?」
「間違ってるとか間違ってないとか、んなこたどうでもいいじゃないの」
「………」
「俺らがどうしたいか、どうするかっていう、それだけの話なんだから」
既に着込んだいつものベストの鮮やかな色。
ピンクが過剰なんだよ春だってのに。つけかけたくだらない言い掛かりは取りやめて、代わりに鼻で笑うふりをする。
「よくわかってんじゃねえか」
ええわかってますとも。キャラ半分に堂々と答えるその顔がやはり癇には障ったので、
「太るぞー」
再び割り箸を手に取る背中にはしっかりと釘を刺しておくのだ。
*********
もろもろ真逆で正反対の友人が共闘を承諾して約10年、
行く道は長く険しく果てしないのに総括して余裕ぶるなんて狂気の沙汰だぜと思いつつ、
まだまだつまづき続けの日々、追い風と向かい風に挟まれて、むちゃくちゃなフォームでこの先もきっと走ってゆくのである。
なぜならどれほど痛い目に遭おうとも、芯の部分は愚鈍なまでに似た者同士であるのだからして。
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