したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。

【失敗】廃棄小説投下スレッド【放棄】

570If,....:2008/03/20(木) 21:11:56
「俺の『シナリオ』は俺自身にしか見えないこと、片桐さんしか知らないんだ。」
片桐仁は動くことも出来ずにただ小林賢太郎を見ていた。

「つまり、ほかの人に『シナリオ』を見せるときはいくらでも中身を替えられた。」
小林はしゃがんで、倒れている設楽の石、更に設楽が集めた石を自らの手に置いた。
「でも、設楽さんにいつ本当のことがばれやしないか心配で、
 彼の近くにいるときは常に緊張したよ。冷静を装うことは何より難しい。」
話し掛けられているのに声が出ない。口がカラカラして喉に言葉がつまってしまう。
片桐は自分の石をギュっと握り、不安を打ち消そうとするが、その顔には戸惑いが張り付いている。
「あと、ひとつで石が全部あつまる。」
独り言めいた呟きの後、スクッと立ち上り、片桐を見据えながら小林は言った。


「俺には最初から目的があった。つまり最初から---------…

 全て、『シナリオ』通りだったんだ。」







*************************************************************
もし、この物語の終わりが来るならばと考えた末の作品です。
この作品の続きを書きたい方、アレンジしたい方がいたらどうぞご自由に。
っといっても先にラーメンズ書いてる方がいらっしゃるのでそこらへんは
書き手さんにご報告お願いします。
最後に、読んで下さり誠にありがとうございます。不満はどうぞ心のうちに
しまっておいていただけると幸いです…。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板