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【失敗】廃棄小説投下スレッド【放棄】

481名無しさん:2007/09/04(火) 14:55:29
―どうする、
読点の後は続かない。小林の能力が不明であるうちは、迂闊な行動を取れない。
「残念だけど、嫌だと言うなら、別の方法をとらなくてはいけない」
どんな方法かは、聞かずともわかっていた。少し高い位置の小林を睨み付け身構える。
それに対し小林は少し笑って言った。
「悪いけど、戦うのは僕じゃないんだ」

「川島、俺らやー」
背後から間延びした声がした。それが聞き覚えのある声であることを信じたくはなかった。
ゆっくりと振り返る。目に入る特徴的な姿が、見慣れたものであることを信じたくはなかった。
「哲夫さん…西田さん」
絶望とともに呟いた名前に、笑い飯の二人は律義にも頷いた。

信じざるをえなかった。


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