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【失敗】廃棄小説投下スレッド【放棄】

470 ◆wftYYG5GqE:2007/08/24(金) 06:23:08
その後靖史は、レギュラー番組の収録へと向かった。
収録は、特に何事も無く、いつも通りに行われた。
収録後、靖史はトイレで手を洗っていた。
靖史は、ふと、今朝家から持ってきた二つの石の事を思い出した。
なかなか綺麗な石だから、今度仲の良い芸人と遊んだときにでも見せてみようか…。
そう考えていたその時であった。
いきなり、目の前の鏡に映っていた靖史の顔が歪み出し、
その代わりに、今しがた彼が考えていた芸人の姿が映し出されたのである。
彼がいる場所までは分からなかったが、どうやらネタを披露しているようだった。
(何やこれ!? どないなっとるん?)
その直後、靖史は、石を入れたポケットが妙に熱い事に気付いた。
ポケットから二つの石を取り出してみると、茶色の石の方が、光と熱を帯びていた。
そして靖史は、今の光景が、この石の仕業であるという事を直感的に感じた。
(この石…めっちゃ面白いやん!)


翌日、靖史は自分の石の使い方をだいたい把握していた。
どうやら、靖史が様子が見たいと思った人物を、鏡に映し出すものらしかった。
他にも色々調べ、その力を持った茶色い石は「ブロンザイト」、
もう一方のピンク色の石は「チューライト」という名前である事も分かった。
ひょっとしたら、チューライトも、何かの力を秘めているのかもしれない。
靖史はそう考えたが、何故かチューライトが熱を帯びたり光ったりする事は無かった。


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