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【失敗】廃棄小説投下スレッド【放棄】
388
:
名無しさん
:2006/02/21(火) 20:05:14
新宿にある居酒屋で、一人の男が佇んでいた。
名前は小沢一敬。「白」の一員である。
【我ノ正義ハ正シキ路】
「(遅いなぁ)」
生ビールを一口、口に含んで小沢は思った。
彼は今、人を待っていた。
その人は彼にとっての親友であり、いい相談相手だった。
「遅くなったな。」
「…二郎ちゃん。」
にこ、と小沢が微笑み、どうぞと席を空けた。
小沢と二郎は今、相反する立場にあった。
二郎は「黒」小沢は「白」
彼らは本当は敵同士なのだ。
それ故に二郎は警戒していた。
いつ、戦いを挑まれるかわからないから。
スペサルタイトを軽く握り締め、席に座った。
彼の石は決して戦闘向きではなかったので、余計に緊張していた。
「(けど、知らないと思うんだよなぁ。俺が黒だってこと。直接黒と白としてあってねぇし。)」
―−っつか、知られて欲しくない、というか。
「どしたの?何か頼みなよ。小沢さん奢っちゃうよ!」
「…珍しい。」
「そうでもないって。」
はは、と苦笑してまたビールを飲んだ。
二郎は店員を呼び、ビールを頼んだ。
「…あ、そだ、二郎ちゃん大酒飲みだから俺破産しちゃうかもなァ…。」
「大丈夫、そんな飲みませんよ。」
苦笑。暫く、沈黙が続いた。
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