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【失敗】廃棄小説投下スレッド【放棄】
146
:
91 </b><font color=#FF0000>(ZTKv6W9M)</font><b>
:2005/03/17(木) 01:05:06
だがこの番組はスタッフの不祥事という意外な形で突然の終わりを迎えることになった。
「あーあ、せっかくのゴールデンだったのになー。」
と児嶋は番組が終了した後もしばらく愚痴をこぼしていた。
視聴率のせいではないだけに余計に悔しい。
「頑張って別のレギュラーをとればいいんだよ。へこんでるヒマはないぞ。」
渡部はもう立ち直っているようだ。
そういえば石井の持っていたあの石は今どうなっているのだろう。
番組終了で石井との接点もすっかりなくなってしまった。
「ホリプロのだれかに聞いてみようか。あの石の力も気になるし。」
児嶋の言葉に渡部はやや考え込んだあと
「そっとしといてやろうぜ。戦いに巻き込まれずにすむんならそれに越したことはないんだから。」
と答えた。
「…そうだな。」
あんな思いをする芸人はひとりでも少ないほうがいい。
これまでの苦しい戦いの数々を児嶋は思い出していた。
ちょうどそのころ。
自宅のリビングで自分の手を見つめて呆然としている石井の姿があった。
テーブルの上には無残に握り潰された携帯電話。
ルチルクォーツがポケットの中で光を放ち始めたことを石井はまだ知らない。
END
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