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【失敗】廃棄小説投下スレッド【放棄】
128
:
19 </b><font color=#FF0000>(Ps/NPPJo)</font><b>
:2005/03/05(土) 00:43:22
68-72の続き
小沢と矢作がすれ違ってからどのくらい経っただろうか。
控え室で小沢を待ち続けていた井戸田は軽くため息を吐いた。
(逃げたな、やっぱり)
ここからトイレは目と鼻の先。
というよりトイレに行くということ自体が嘘だったのだろう。
どうせ自分の怒りが納まった頃かそれともさっきのADが呼びに来るまでか、
どこかでタバコでも吸っているに違いない。
(でもまぁ、一応見てくるか)
あの調子じゃトイレでぶっ倒れてるかもしれないしね。
井戸田はひとりごちると椅子から立ち上がった。
しかし小沢がいつ帰ってきても良いように、怒っているという意思表示をした
一定の姿勢を続けていたため、勢いよく立ち上がった途端足がしびれてもつれる。
「うわぁ、俺なにやってるんだろう…」
机や壁に手を借り出口にたどり着き、扉を開けるが、
しかし井戸田はしびれた足のせいか扉の敷居につま先を引っ掛け、大きく前にのめる。
「うおっ」
転びそうになる体を支えるために、近くにあるものに縋り付く。
が、それはちょうどスピードワゴンの控え室の前を通り過ぎようとした
通行人のようで、井戸田に縋り付かれた相手も「おうっ」と声を出しながら
井戸田の巻き添えを食い、足を滑らす。
のしかかってきた井戸田を反射的に避けようと相手が仰け反ったため、
井戸田もバランスが取れない。
相手の肩を押すことで体勢をたてようとしたが、
そのことが逆に相手のバランス感覚を失わせる。
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