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【添削】小説練習スレッド【キボンヌ】
71
:
ジーク
◆e1pN4M1XZc
:2005/07/04(月) 19:55:07
ゴーイングマイウェイで行こう④
「さてと‥‥帰るか‥‥」
帰り支度をしていた俺に、意外な人が訪ねてきた。
「井本〜まだ居るか〜?」
「あっ‥‥高井さんやないですか!僕に何か用ですか?」
先輩のランディーズの高井さんだ。
「あ‥‥いや、中川知らんか?」
「いえ‥‥どうかしたんですか?」
「ん‥‥ちょっとな。実は、石の件で黒の奴らに俺ら狙われてるんよ。やからバラになって行動するんは控えろ言うてるんやけど‥‥」
「にも関わらず中川さんは‥‥」
「居らんねん‥‥‥」
何の変わりのない二人の先輩に思わず笑みをこぼしてしまう。
「いや、笑い事ちゃうから‥井本‥‥」
「すんません。‥‥そういやウチの相方も見えないんで、良かったら一緒に探しましょっか?」
「悪いな、迷惑かけるわ。」
正直、藤原が居らんのが不安だった。
あいつの持つ石━ユナカイト━はマイナス思考(悪意を含め)に反応するから簡単に敵味方の判別がつく。
だが今はあのアホは居ない、ったく‥‥
高井さんの持っとる石の能力が何なんかは知らんが、とりあえず今は信用して一緒にお互いの相方を探すしかない。
「‥‥そういや何でお二人は黒側に狙われてはるんですか?」
「まぁ‥‥いろいろあってな‥‥ジブンらは?」
「僕らは‥‥奴らにはうっとい存在みたいで、石共々狙われてるんですわ。」
「そっちも大変みたいやな‥‥」
互いの相方を捜し歩きながらとりとめなく会話をしているうちに、大阪のかつての仲間がエライ事になってる事や、しかもそれは俺達も良く知る人物によって引き起こされている事。
それを高井さんは俺に呟くように語ってくれた。
「まぁ、そういう事や‥‥」
「‥‥‥‥」
何も言えずただ、沈黙しか出来なかった。
♪〜♪〜
その時、いきなり誰かの携帯が鳴り出した。
「ん?俺のか‥‥たーちんからやん!はい、もしもし‥‥」
『高井か?悪い!今から言う場所にすぐ来てくれや!‥‥うわっ!!』
「おいっ?!どーしたん?」
「どうかしはったんですか?」
「たーちんに何かあったみたいや‥‥おいっ!もしもし!!‥‥」
「‥‥‥」
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