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【添削】小説練習スレッド【キボンヌ】
697
:
名無しさん
:2013/08/16(金) 16:02:29
その人影、すなわち掠れた声の主は、スピードワゴンの小沢一敬だった。
「でも、俺が来たからにはもう大丈夫」
小沢はそう言って静かに壁から離れ、若手の方へ向き直る。
「じゃあ、さっき倒れてきた材木は…」
「そう、俺の能力で出したの」
若手の問いに、小沢は微笑みつつ返す。一方路地の方からは、かの追っ手たちが見失った
目標を懸命に捜している様子が伝わってくる。
「くそ、どこへ行った !? 」
「しらみつぶしに捜せ!横道も片っ端から当たるんだ!」
「追っ手はまだその辺にいるようだな、ちょっと待ってて」
その様子に気づいた小沢は若手に一言告げ、路地の方へ進んでいって様子を確認すると、
おもむろに言霊を紡ぎ指を鳴らす。
「そんな事より、踊らない?」
すると路地の両側の壁に青緑の光が迸り、次の瞬間にはいくつもの横道がズラリと
並ぶように現れた。
「な、なんだこりゃあ !? 道が増えたぞ !? 」
「ええい、こうなったら一つずつ徹底的に捜せ!なんとしても捕まえるんだ!」
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