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【添削】小説練習スレッド【キボンヌ】

666Phantom in August続き ◆u.6gZGoSVk:2013/03/22(金) 01:15:18
【22:22 渋谷・シアターD】

「っく・・・!」
背中にくらった衝撃で、平井の口から呻き声が出る。辛うじて両足を踏ん張るが
、続けざまにきた二発目、三発目にたまらず膝をついた。

「平田!後ろにも気ぃつけ!」

同じく不意打ちを受けたであろう松丘の苦しげな声に首だけ振り向くと、
彼の目に飛び込んできたのは到底認めたくないような光景だった。

「・・・嘘だろ!?」

ついさっきまで何もない殺風景な路地だった場所が、いつの間にか前方と同じく、白い球体で埋め尽くされていた。
前後左右上下どこへも動けないこの状況では、相手を止めるどころか防御すらままならない。
数メートル向こうにある大通りにもこれではいける訳もなく、退路すら完全に塞がれた形となった。

咄嗟に頭を回転させ、この状況を打開する方法を探ろうとする。
が、周囲を見渡せど、視界に入るのは目の前で無表情に立っている『白い悪意』と、彼をじっと睨みつけている松丘。
そして、相変わらずシューティングゲームのように隙間なく散らばった球体だけ。
一気にひっくり返った優位を取り戻せそうなものは何も見当たらない。
それでも彼は、僅かなものも見逃さないよう、目を皿のようにして、きっかけとなりうる何かを探してしていた。

その時、平井の思考を遮るように『白い悪意』が一歩踏み出す。
即座に構え直した二人には目もくれず、その視線は持ち主に呼応するように輝きを増した二つの石に注がれていた。

不意に口元がにぃっとつり上がる。

「おや?さっきまでの威勢はどうした?」
向けられた言葉に込もったあらかさまな侮蔑と挑発。それに気づかぬほど二人も馬鹿ではない。
が、二人がそれに反応する前に、涼しげだった表情が突然大きく歪んだ。


「・・・これだからお前らはっ!」



ここまで書いてちょっと先が思いつかなくなったので、とりあえず投稿します。
時間かかった上短くてグダグダ&特に進展もしてなくてすみません。
批評お願いします。


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