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【添削】小説練習スレッド【キボンヌ】

385 ◆yPCidWtUuM:2006/03/01(水) 14:02:51
…何だそれ、もしかして新ネタか?

言葉とともにショッキングピンクの衝撃波らしきものが飛んでくる。
聞き覚えのないネタに集中力を削られたのか、それとも石の効力が薄れてきたのか。
「世界」を守る透明な壁は完全には機能せず、衝撃が部分的に伝わって耳がキィンと痛んだ。


「くっそ、痛ぇ…」
「…すまん三村、無理、もうぜってぇ無理…ボケとかする暇ねぇ」
「マジかよ!」


だっちゅーの光線…いや超音波恐るべし。この威力をなめてはいけなかった。ここまでとは予想外。
…しっかしホントどうかと思う戦闘風景だな、間抜けなのに追い込まれてるなんて…。
三村は鬱々としてくる気持ちをどうにかおさえようと身体に力を入れる。

とはいえこのままでは何一つ解決しない、何か打開策を考えなければ…。

そんな気持ちで大竹の方を見やれば、額には大粒の汗が浮いている。
少しでも防御するために最大限集中しているんだろう、確かにこの状況でボケを望むのは酷だ。

しかもこういうときに限って道ばたに物は落ちてねぇし。
さすがに電信柱なんて飛ばせねぇぞ、何か小さいもんないのか。


「あーくそ、何か落ちてねぇかな…」
「…おい、アレ」
「あっ!」


大竹の指差した先、道の端のくぼみには、見覚えのある缶が。


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