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【添削】小説練習スレッド【キボンヌ】
382
:
◆yPCidWtUuM
:2006/03/01(水) 14:00:16
[バカルディ・ホワイトラム<1>(side:三村)]
「すいませ〜ん!」
どさ回りの営業の帰り道、声をかけてきたのは女二人組。
大きな胸に大きな目。そろって小柄な童顔の女が目の前で笑っている。
見てくれはちょっと可愛い。通りで「普通に」声をかけられたら悪くないかもしれない。
…まあ、俺にはカミさんがいるし、どう考えても「普通」の状況じゃねぇわけだ、今は。
三村は頭の中で状況を整理している…のだが。
正直、それより何よりものすごく気になってしまう部分があったりする。
…こいつらもやっぱり芸人ってくくりだったのか。
三村マサカズ30歳。職業、お笑い芸人。
もうすぐ芸歴も10年という長さになるのに仕事のお寒い我が身のせちがらさよ。
目の前にはグラビアから芸人の領域に身体一つ、いや乳四つで殴り込みに来た女が二人。
寄せた胸だけで一気にスターダムへと駆け上がるパイレーツを遠い目で見る今日この頃。
そんな女たちの明るい笑顔とうらはらに、胸元の鮮やかな赤い石には黒い影がさしている。
それを見ただけでむこうの用事も想像がつくというものだ。
「石、渡してもらいに来ましたぁ」
「…逆ナンってわけじゃねぇんだ、やっぱり」
甘ったるい声が耳に響く、全く最悪だ、女にも襲われるんだからやってられない。
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